掲示物とBGMでクリニックの雰囲気を良くする方法

標榜科目がなんであれクリニックは通常病人が集まるところですので、雰囲気は悪くなりがちです。感覚的な表現で申し訳ありませんが「どよんとした雰囲気」のクリニックもたくさんお見かけします。

明るい雰囲気であるほど良いという業種ではありませんので限度はありますが、いるだけで具合が悪くなりそうな特有の雰囲気がただようクリニックもあります。

最近は保険診療でも清潔で明るい雰囲気のクリニックも増えているため、院内の雰囲気を整えるのも患者様への心使いになります。

特に現場で働いてる医療事務の方々は院内の雰囲気を客観的に捉え、改善案を院長先生へ提案してみてください。

スポンサーリンク

院内掲示

院内掲示1つとってみても雰囲気が明るいクリニックは違います。

クリニックの運営から考えれば、張り出す書類はたくさんあります。そのクリニック独自のもの、医師会からのお知らせ、区や市で行っている健診の締め切りなど、張り出さなくてはならない書類はかなりの数になります。

掲示する箇所をまとめる

このように掲示する数が多くなってくると、ほとんどの患者様は目を通すことがありません。それどころか、乱雑に貼られたお知らせは得てして散らかって見えるため、院内の雰囲気も悪くなりがちです。

乱雑になってしまうほとんどの理由は、重要度や緊急度を考慮していなかったり、古いお知らせがはりっぱなしだったりというところにありそうです。

ご自身が働いているクリニックの掲示方法が「患者様がどれを見たら良いかわからないだろう」と予想できるようでしたら、院長先生へ改善案を出すことをお勧めします。

掲示物の整理方法

新しい掲示物を1枚足しただけでは、多くの患者様は掲示が増えたことにすら気づかない方もたくさんいらっしゃるでしょう。

こんなときにお勧めしたいのが、掲示を1つのコンセプトでまとめてしまう方法です。

まず、前提のお約束事として、掲示物は必ずコルクボードに固定するようにしてください。

稀に壁に直接貼り付けているクリニックがありますが、これでは整頓しても見栄えが良くなりにくいので、コルクボードを壁面に張るようにしてください。

具体的な分類方法ですが、下記のように分類すると見やすくなります。

①期限が定められているもの

市や区が行っている健診などがこれにあたります。どれも締め切りの期日がありますので、期日を過ぎての受診ができませんので、後々のトラブルを避けるためにも最優先でお知らせしたい内容です。

②クリニックからのご案内

クリニックの場合、新しい自費治療を取り入れたり、スキンケアやサプリメントの物販を始めることもあり、販促のためのチラシを作成し張り出す機会は以外と多いのですが、せっかく見やすいチラシを作成しても、掲示方法が悪いため目に留まりにくい場合も十分考えられます。

医療事務のスタッフさんが作成しているケースがほとんどですので、効果を最大限にするためにも掲示方法にまでこだわりたいものです。

特にクリニック特有のものや、力を入れているサービスをまとめておくと見やすくなるので、是非工夫してみてください。

可能であれば月ごとに掲示を変化させると効果的です。

③目を通しておけばよい程度のもの

内容は①、②以外の内容になります。

重要度・緊急度を分類する際は、必ず患者様を主体に行いましょう。

いつまで掲示するのかを決めよう

掲示の場所を決め、コンセプトを上記の3つに分けたら、「いつまで掲示するのか」を決めましょう。

期日があるものは期日の直前まで掲示が必要ですし、新しいサービスや物販の案内は定期的に内容を整理する必要があります。掲示の数をコントロールするのも、良い雰囲気を出すコツの1つです。

スポンサーリンク

その他の掲示物の工夫

まずは患者様から見て重要な者を掲示するというのは基本なのですが、クリニックは多かれ少なかれどこでもある程度の待ち時間が発生するので、経営的にはこの時間を利用したいところです。

詳細はそれぞれのクリニックによって異なりますので、概要のみにはなりますが、本格的に取り組むことでクリニックの売上げを増やすこともできるでしょう。

退屈しのぎになるものを掲示する

多くのクリニックでは待ち時間に退屈しないように雑誌等を置いていると思います。これはこれで良いのですが、クリニックが掲載されているという場合を除き、あまり販促に役立っているとは言えません。

待ち時間に読んでいただくなら、クリニックのことや、行っているサービスの紹介の方がずっとよろしいのではないでしょうか。

これは掲示物にとどまらず、私のクライアントの中には、開業の経緯から、何故自費の治療を取り入れているのかなどを詳細に書いた冊子を作成し、雑誌と一緒に院内に置いているクリニック様もあります。(作り方の詳細はコンサルティングの際にお話しする項目ですのでここでは非公開とします。)

スポンサーリンク

BGMも雰囲気には重要

院内のBGMはどうしていますか?

CDをかけていたり、USENを入れていたり、ラジオが流れているクリニック様もあります。かと思えば、BGMがないクリニックもあります。

「どのようなBGMにするか」ということに正解はありませんが、BGMもインテリアの1つですので、どのようなBGMにするかをご検討されるのも良いでしょう。

ご検討される場合は、全体的には落ち着けるものをお勧めします。あまりアップテンポではないものが良いでしょう。

現在BGMがないクリニック様の場合、音響にこだわらなければそこまで経費もかからないので、導入をご検討されてはいかがでしょうか。待合にBGMが流れるだけで院内の雰囲気は大きく変わります。ご検討ください。

クリニック専門医療コンサルタント。
都内クリニックの事務長を11年経験し独立。
現在は関東圏のクリニックへ人材教育と採用活動を通したコンサルティングを行っている。医療事務・看護師の面接回数は合計800回を超える。

スポンサーリンク
横棒

関連型ユニット レスポンシブ

おすすめの記事

横棒

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする