仕事ができなくてもあきらめない!医療事務の年上の部下の扱い方

「年上の部下ができる」という状況は医療事務では珍しくありません。

若くして医療事務に転職した方からみてひとまわり以上年齢が上の後輩が入社してくることもあります。

医療事務のキャリアが長い方には「年齢が上=仕事ができる」という図式が成り立ちますが、医療事務のキャリアが少ない方の場合は、「年上なのに仕事ができない・・・」という状況も考えられます。

今回は「マネジメント職にある方にとっての年上の部下の扱い方」のポイントをお話していきます。

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マネージャー職として問われる資質

マネージャー業務を行っている方にとっては、年上の部下の指導こそ腕の見せ所です。

医療事務のスキルが高いということはとても有用な人材とみなされますが、それだけでは「1人としての貢献」にとどまってしまいます。

そのほとんどは影に隠れた目立たない調整の仕事ですが、より組織を円滑に進ませる為には、自分以外にも仕事ができる方をつくるスキルが求められます。

良い人間関係を築き医療事務のスキルを高め自分を成長させるには』でもお話ししましたが、もし集団の中で異分子をはじき出すようでは組織を運営しているのであればマネジメント職としては失格です。

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年上の後輩への接し方

年上で「仕事ができない」とまわりからと評価されている部下をマネジメントする難易度は少々高めではあります。

しかしいくつか共通するポイントがありますので、マネージャー職の方はきちんと実行できているかどうかのチェックをお願いします。

年功序列は基本

マネジメントの基本は部下とコミュニケーションをとることです。そこが必須である点は、性別や年齢や仕事ができる如何とは関係がありません。

社歴が長い方が指導するということは当然ですので、年上の方であっても後輩は後輩です。

たとえ経歴10年というようなベテランが入ってきたとしても、入社当時はクリニックのルールをわかっているのは社歴の長い方なわけですから、毅然とした態度で接することが肝心です。

しかし、いくら指導する立場だといっても年齢を度外視するのは行きすぎです。

医療事務の実力の前に人生の先輩として接するようにしてください。

年上の部下に対して横柄な態度になってしまったり、コミュニケーションの一環として敬語を使わなかったりするスタッフは結構いるのですが、そんな対応をしているとだれも言うことを聞かなくなってしまいます。

年上の部下から「敬語は必要ない」と言われるケースもありますが、実力に関わらず年齢が上の方には敬語など最低限の礼儀を守りましょう。

できる部分にフォーカスする

できない部分を見つけて評価を落とすのではなく、できる部分を見つけて評価を上げるようにします。

「仕事ができない=使えない」と評価される後輩スタッフであっても、「この仕事の質は悪くない」と評価できるところがきっとあるはずです。

その部分をフォーカスして自信をつけていただき、段々にできる業務を増やしてもらうように指導していきましょう。

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部下の方がキャリアが上の場合

先ほどまでのケースとは逆で、「年上の部下で、医療事務のキャリアが部下の方が上」という場合もあります。

このような時は「相手に教えてもらう」という態度を随所に見せましょう。

部下の方が実力が上であっても、全てに媚びるのではなく、意見を聞きながら一部を取り入れて仕事をするという方法をとるのが基本です。

キャリアが長くプライドが高い相手の場合はこの方法が良く効きます。ただし言いなりになってしまうと立場が逆転してしまうので、その点は注意してください。

クリニック専門医療コンサルタント。
都内クリニックの事務長を11年経験し独立。
現在は関東圏のクリニックへ人材教育と採用活動を通したコンサルティングを行っている。医療事務・看護師の面接回数は合計800回を超える。
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