医療事務の経験者枠で転職!スキルを明確にして自分を高く売ろう

クリニックの医療事務求人には、いつも様々な方から応募をいただきます。

今まで主に未経験者枠についてお話してきましたが、今回は「経験者枠」へご応募いただく際に注意すべき点をお話します。

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医療事務の「経験者枠」に応募するということ

クリニックの院長先生にお話を伺っていると高い確率で出てくる悩みの1つに「経験者で採用したのに給与に見合った仕事をしてくれない」というものがあります。

このような採用をしてしまうと、採用する側も採用される側も不幸になります。

「医療事務の経験者として採用したのに実力不足」と言われ続けながら仕事をすると居場所がなくなる傾向にありますので、根気だけで続けていくのには限界があるからです。

「経験者枠で応募をする」ということは、医療事務として自分を高く売るチャンスです。「経験者枠」で転職を成功させるだけではなく、給与交渉などで自分を高く売っていく為には、必ず必要になるのが「自分のスキルを明確にすること」です。

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自分ができることを明確にする

私は年間を通して医療事務の採用に関わっておりますが、経験者の採用は未経験者を採用するよりも難しいと考えています。

採用側としては「期待はずれの経験者」を採用するリスクをできるだけ減らそうとします。前述の通り「期待はずれな経験者」を採用してしまうと、採用する側もされる側も良い状況にはなりません。

採用側が「経験者枠」で採用するということは、多かれ少なかれ即戦力の要素があります。

経験者枠で採用された方であっても、採用されたクリニック独自のルールの中でパフォーマンスを発揮できるようになるまでには、ある程度の時間が必要かもしれませんが、できるだけ早く新しい環境に慣れ、今までの経験を生かした仕事の仕方をしてください。

その為には自分のスキルを明確にし、採用のミスマッチを防ぐ必要があります。

自分のスキルを明確にするポイント

「期待はずれ」にならない為には、「自分のできることを明確にしておくこと」が必要です。

「自分ができること=自分の強み」と理解しても良いのですが、ここで申し上げたいのは、「コミュニケーション力がある」とか、「部下のマネジメント力がある」などという計測しにくい力ではなく、もっと具体的なものです。

例えば、「レセプトの経験がある」というのは、特にクリニックでは歓迎するスキルの1つです。しかし、もったいないことに、「2年内科のレセプトを経験しました」程度のことしか伝えない応募者が多いのです。

この場合、採用側の「2年」という年数から連想されるレセプトレベルのイメージが高すぎるとミスマッチが起こります。

その為、この部分をもっと具体的にします。

病名・薬のチェックから総括までの経験がある。 院内処方の経験もある。

1500枚のレセプトを4人で分担しており、自分の担当は500枚程度だった。 集中すれば内科のレセプトを1時間に○枚のペースで処理していた

このぐらいまで具体的にしておけば、具体的にどこまでレセプトができるのかも明らかになりますし、給与交渉を行う場合も有利に運ぶことができます。

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できることが少ない場合はどうすれば良いか

上記のようにレセプトの経験が豊富にあるなど他に誇れるキャリアがあれば問題ありませんが、自分のスキルを具体化すると「医療事務の仕事をしているのに自分にできることがない・少ない」と考えてしまう方もいらっしゃいます。

でも安心してください。実際は「医療事務経験者」のうち、幅広く業務を経験し、役職を経て転職活動ができる方は少数派です。ですからこの「具体化」の作業では、ありのままのご自身を出してください。

そして、まずはありのままを受け止めましょう。ご自身の経験の中で何ができるでしょうか?

人はできない点や至らない点を先にみてしまいがちですので、ここではできるだけ寛大な目で自分を評価していきましょう。

今はどんな仕事をしていて、何を担当しているか。以前担当していた仕事と現在担当している仕事を合わせて、クリニック・もしくは部内の仕事のうちどの程度を網羅しているのか。

もしここまで自分のできることを明確にしても魅力的なスキルにならない場合は、「経験者としての転職はまだ早い」という結論をだすこともできます。自分が誇れるスキルを身につけるまで、転職を待つというのも立派な戦略です。

今のクリニックではレセプトが担当できない

今のクリニックではレセプトが担当できないから早く転職したい!

という方もいらっしゃると思います。

確かにレセプトの経験を積むことができる環境の方がよりキャリアになり、以後転職する際も有利になりますので、その主張は的を得ています。

しかし、即戦力の要素を含んだ採用となると、このスキルで経験者枠の合格を得るのはなかなか難しいでしょう。

このような方は外の勉強会に出るなどして、今のクリニックで自分がレセプトを担当するようになったらという視点で業務を見るところからはじめてみてください。視点を帰るだけでも見えてくるものがあります。

人間関係が悪いので転職したい

どの程度の人間関係にもよりますが、今の状況に関わらず「転職する」という目的が最優先で新しくスキルを身につけているだけの時間がない場合は、数値化できないものまで自分の強みを書き出します。

最終的には数値化できるものの方が採用側も参考にしやすいのですが、数値化できるスキルだけではアピールに欠けるという方は、「医療事務の仕事に役立つ」ということを前提に付け加えましょう。

患者様への接し方についての考え方と行動の仕方

院内コミュニケーションを円滑にする為に行ってきたこと

など、「医療事務の仕事を通して何をどう考えたのか」という点が重要です。

クリニック専門医療コンサルタント。
都内クリニックの事務長を11年経験し独立。
現在は関東圏のクリニックへ人材教育と採用活動を通したコンサルティングを行っている。医療事務・看護師の面接回数は合計800回を超える。
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