仕事ができると言われたい!社会人の頭の良さは知識量と発想力

多くの方にとって「仕事ができる」という評価をいただくことは憧れの対象でしょう。

このように評価される為の要素は数多くありますが、特に「頭がいい方」「博識の方」という基準が思い浮かぶと思います。

社会人になってからの頭の良さと、学生時代に頭がいいというのはまったく別物で、博識であるだけではただの知識オタクです。

本日はこの点を詳しくお話していきたいと思います。

Contents

倉庫の機能と工場の機能

学生時代は、多くの物事を暗記し、とっさにその記憶を取り出すことができるという要素が「頭がいい」という評価につながります。

大な倉庫のような機能と、倉庫の中身が整理されている状況が求められ、考える能力というよりは、暗記力が優先で頭の良さが評価される傾向にあったのではないでしょうか。

しかし社会人になると、先述した倉庫の機能よりも、蓄えた知識の使い方に重点が置かれます。倉庫にある知識を加工する「工場の機能」が優先されます。

社会人になっても様々な勉強を行うのはどの業界でも共通事項ですが、それをそのまま使用できるシチュエーションは限りられています。

今までの経験から蓄えた知識を合わせて、どう形にすることができるかという発想力が評価を上げるポイントです。

発想力の鍛え方

発想力は多くの場合経験によるものです。

得意不得意の問題も多少はありますが、今までの経験と過去の事例で知識を加工し発想に変えます。

社会に出てから日が浅い皆さんは、どうしてもすぐに「仕事ができる」という結果を求めがちですが、そもそも経験や前例の知識も少ない状態では、学んできた知識はあっても、それを発想力に結びつけるのは難しいでしょう。

発想力と同時に知識の量、つまりインプットの量を増やしていかなくてはなりません。

考え方に関しては下記の記事もご参照ください

参照:大枠を作るという考え方

アウトプットとインプットどちらが先か

アウトプットもインプットもどちらも大切です。

通常インプットしてからアウトプットするという、インプットありきのアウトプットという印象があると思いますが、私は「逆」だと考えています。(このあたりのことは、改めて別の記事にまとめておこうと思います)

アウトプットする過程でインプットしなければいけない部分を見つけ、インプットしながらさらにアウトプットする

という手順が理想です。

関連記事:目標を設定し自分を高め成長するにはまず行動

何をインプットしたら良いか

倉庫としての頭には個人差はあれど限界がありますし、時間も限られているので、何でもかんでもインプットするというわけにはいきません。

また、「今の状況をよりよくする」など、目的が具体的でない場合は、何をインプットしたら良いのかということが見えてこないこともあるでしょう。

そういうときは1度アウトプットしてみて、知識のたりない部分を確認しましょう。

自分の倉庫の中にある知識を確認し、工場で加工してみる(アウトプット)できたものに何か足りなければ、それを倉庫に入れる(インプット)
基本はこの繰り返しです。

様々なことを良く知ってることが「頭がいい」といわれがちではありますが、倉庫としての頭ならただの知識オタクです。同じことは本やインターネットで調べたり、別の有識者に確認すればすむことです。

ですが、それらを使ってどのような結論と対策を導き出すかで「頭の良さ」はきまるのではないでしょうか。

その他よく見られる記事

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事