整骨院や鍼灸院の受付経験者が医療事務に採用される為の志望動機

医療事務の採用試験を受けるとき、整骨院や鍼灸院の受付経験があるのなら、これを志望動機に組み込むというのはいかがでしょうか。

クリニックは異なりますが、整骨院や鍼灸院をはじめとする医療関係での経験は本来プラスに働くべきです。

しかし、使用方法を間違えると良い評価を得られない可能性もあるので、志望動機のポイントと注意点を合わせてお話します。

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整骨院勤務歴がある方の志望動機の例文

志望動機を考える際「例文を元に自分の経験を加えたい」という方が多いようですので、まずは1つ例文を書いてみます。

解説は別項目にまとめますので、ご自身の状況に合わせてご使用ください。

緑で囲ってある部分が志望動機の原文、赤字の数字と解説の番号をリンクさせています。

整骨院の受付業務を行い、受付、診療補助、レセプト、会計などを担当しておりました。ご年配の方が多い整骨院でしたので、院内での移動の際は急がせず、しかしながら効率を重視して整骨院を運営することを考え、患者様への気の使い方、保険の基本的なルールを勉強させていただきました。

私にとって初めて患者様と接する業務でしたので非常に勉強になりましたが、一方でレセプト業務は部位計算など難易度はそう高くはなく、仕事に慣れるにつれもっと上を目指したいと考えるようになりました。

整骨院で勤務を行う中で、様々な患者様とお話しするようになり、その中で医療事務に興味を持ち、週5日フルタイムで働きながら医療事務資格を取得しました。

少しでも早く戦力になれるよう、メディカルオペレータ講座も修了いたしました。

クリニックの一員として業務が円滑にゆくよう努力し、整骨院で学んだ接遇を生かして勤務したいと思っております。

それぞれのポイント

①仕事内容とともにどんな状況だったのかを書いていきましょう。長すぎないことと、転職先の状況に合わせて書くのがポイントです。

②医療事務へ転職する動機です。レベルアップの為の転職ですので、どうして上を目指したいと思ったのかという点をもう少し詳細に書いても良いです。

スペースが足りないようであれば、あえて質問されるように書いても良いでしょう。

③、④「働きながら資格を取得しました」ではインパクトが弱いので、この部分は具体的に記載しましょう。

⑤ここで「即戦力になれるように」という表現は避けましょう。経験がなければどのような資格を持っていても即戦力は無理です。

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経験者ではないが共通部分が多い

一般企業からの転職組も医科以外の医療関係(歯科・整骨院・鍼灸院など)に勤めたことがある方も「医科での仕事経験がない」のですが、

医療関係の仕事は共通部分も多いので、クリニックで実際に働いてみると好評価ということはよくあります。

しかし、だからといって医科以外の医療経験がそのまま生きるわけではないので、「自分を経験者と混同しないように」気をつけてください。

クリニックと整骨院の混同は印象が悪くなる

クリニックは医科なのに対して、整骨院は保険診療こそ行っていますが、計算方法が大きく異なります。

保険制度に関しては医科の方が複雑かつ厳しいと考えて良いでしょう。(今後変わってくる可能性はあります)

また、患者様からは同じ「先生」かもしれませんが、医師と柔道整復師を同列に扱うことは絶対に避けねばなりません。特に院長先生と面接をされる際は要注意です。

※仕事内容の優劣というよりは資格取得のための難易度と考えてください。

へりくだりすぎる必要はない

ここまでお話すると「偉い先生に媚びなさい」と聞こえる方もいらっしゃるかもしれませんが、それは誤解です。

「自分の仕事にプライドをもてない」という見方をされてしまってはかえって逆効果になります。

あくまで「同列に扱わない」もしくは「そのような誤解を受けないように気をつける」ということです。

整骨院で何を身につけたのか、それがどう活かせると考えているのかはきちんと伝えた上で、医科での経験はないので一から始めるつもりでることを伝えましょう。

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まとめ

・整骨院で働いてきた経験はクリニックでは役に立ちます。

・ただし採用した経験がない担当者から見ると、医療経験と見ない担当者もいます。(この場合仕事をスタートしてから評価が変わる場合が多い)

・保険点数の計算方法は大きく異なるので、おそらく経験者としては扱われることはありません。

・PRするならば患者様への対応と幅広く仕事をこなしてきたということ。また、「立ち仕事」という点をアピールするのも良いかもしれません。

クリニック専門医療コンサルタント。
都内クリニックの事務長を11年経験し独立。
現在は関東圏のクリニックへ人材教育と採用活動を通したコンサルティングを行っている。医療事務・看護師の面接回数は合計800回を超える。

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