資格なしで医療事務に採用される為の準備

医療事務の資格の種類は様々ですが、資格取得の際には費用がかかります。

また、お仕事をしながら勉強をするだけの余裕がない方、既に仕事を辞めていて急いで転職をする必要がある方にとっては、資格を取得してから就職するという方法は、費用面以外に時間の問題があります。

「資格を取得するのも1つの手段である」というのが私の考え方ではありますが、未経験の方であっても必ず資格を取らなくてはいけないわけではありません。

資格なしで医療事務にチャレンジしたい方は、資格がないなりの就職活動の方法があります。

状況に合わせ使いこなして下さい。

社会人経験が3年以上あるということを前提にお話していきます。

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採用の優先順位

まず詳しい手段をご紹介する前に、どのような方が採用されやすいかという点にふれておきたいと思います。

医療事務経験者(資格あり)>医療事務経験者(資格なし)>医療事務未経験者(資格あり)>医療事務未経験者(資格なし)>新卒(資格あり)>新卒(資格なし)

大抵はこのように優先順位が決まっています。

「人の定着」という点から考えますと必ずしもこの通りではありません。部分から考えると、この優先順位が変わるのではないかとも思いますが、一般的には上記のように優先順位が決まっています。

医療事務未経験で資格がないという状況は上から4番目ですので、資格がある方と比べて採用に至るまでに越えなければならない壁があるという点は先にご確認いただきたいと思います。

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医療事務の仕事について情報収集をする

資格も経験もない方にとって1番大切なのは情報収集です。

最低でも「医療事務はどんな仕事なのか」という点を抑えておく必要がありますので、1つ1つの仕事の内容把握すべく情報収集を行いましょう。

いくら資格が現場で役に立つことが少ないとはいっても、資格を持っている方は医療用語やレセプトの基本的な算定内容は知っているはずです。

医療事務としては基礎中の基礎ではありますが、仕事内容と基礎的な医療用語とその概要を理解していれば、少なくとも現場で「何を言われているのか」はわかると思います。

「医療事務」は医療専門の事務仕事です。「事務」と名前が付きますが、受付や付き添いなど接遇の要素が強いので、一般事務職の方よりさらにコ...

インターネットでの収集方法

医療事務の情報を収集する為にインターネットを使用する方は多いと思います。

もちろん問題ありませんが、現場でのリアルな仕事内容がわかる反面、何を「知識の基礎と言うか」という明確な基準がありませんので、インターネットのみの情報収集では知識の基礎を作るには時間がかかります。

また、インターネットで収集できる情報の中にはかなり内容の浅いものもありますので、そういうサイトばかりを見てわかった気になりやすいという問題点もあります。

もちろんメリットは費用がかからない、もしくは安価に済ませることができるというメリットがあります。

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資格を取得していない理由を考える

資格を持っていないということだけで採用されないとは考えにくいですが、資格を持っていないが医療事務の仕事に就きたいという理由と熱意は必ず必要になります。

「どのような理由がいいですか?」という質問も数多く頂きますが、「資格を取得せずに医療事務の仕事がしたい」とお考えなのに、明確な理由がないというのは少々違和感があります。

「金銭面で学校に通えないという話は面接ではしにくい」ということであれば、取得予定ということにすれば良いですし、

「この仕事がしたい!」というものがあれば、資格取得の為に費やす時間に、1つでも多く学びたかったという点を伝えれば良いと思います。

医療事務の資格を「これから取得する」「働きながら取得する」という回答をされる方はよくお見かけしますが、その場合はもう少し具体的に話しましょう。

「○○の通信講座で○月からスタートし、○月の試験に合格する予定です。」というような回答をすれば、計画性もアピールできるでしょう。

資格取得予定だったが実際には取得しない

「面接では『医療事務の資格を取得予定です!』と伝えましたが、働き始めたら資格の必要性を感じなくなった。」

という方の場合は、念のため人事担当者と相談しておきましょう。

通常大きな問題は起こりませんが、資格を取得していないと支給されない手当があるなど、給与面に響くことは考えられますので、宣言してしまう前に必ずその点は確認しておきましょう。

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書籍で学ぶ

レセプトの基本はインターネットでも学習できるかもしれませんが、それぞれの算定用件や全体像を把握するとなると、インターネットのみでの学習は時間がかかります。

医療事務関連の書籍は数多くありますが、1冊だけ購入するとしたら下記の書籍をお勧めします。

医療事務として仕事を始めてからも必ず役に立つ本ですので、何回も読み直して頭に入れましょう。

もちろんこの本を読んで算定用件を頭の中に入れていることは面接でもアピール材料になりますし、医療事務になった後もずっと使えるので、医療事務を目指す方であれば購入をお勧めします。

資格教材を借りる

医療事務の講座に参加されている方であれば、教科書を保管していると思います。

資格取得の教材は基本がまとまっているので、経験が浅い方が学ぶには最適かもしれません。

既に資格を取得している友人がいらっしゃれば、書籍を借りて勉強するという方法もあります。

「友人から資格の教材を借りて勉強した」という方はまだお見かけしたことがないのですが、クリニックの先輩社員からこれらを借りて、必要な部分のみ勉強していたスタッフがいましたので、テキストのみでも役に立たないということはないでしょう。

テキストを読み込んだ程度で医療事務の基礎ができるとは考えにくいですが、概要がわかっている状態で仕事に臨むのかという点は重要です。

クリニック専門医療コンサルタント。
都内クリニックの事務長を11年経験し独立。
現在は関東圏のクリニックへ人材教育と採用活動を通したコンサルティングを行っている。医療事務・看護師の面接回数は合計800回を超える。
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