職務経歴をストーリーにすることで生まれるメリット

前職の退職理由を聞かれるというのはもはや定番ですが、最近はクリニックでも
職歴をはじめから聞いていくところが増えています。

前職の退職理由はしっかりと考えていても、前職以前のの退職理由はあまり考えていないという方もいらっしゃると思いますので、面接対策の1つとして提案します。

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職務経歴をストーリー化する理由

職歴について始めから聞かれることは、面接では決して珍しいことではありません。

ただ、医療事務の面接で聞かれることは、医療関係の職種についてが主になる傾向があるので、職歴全体の話より、ご自身のスキルや医療業界を理解しているという点をアピールポイントにする方が優先順位は高いといえます。

一方で今までの職歴に明確な理由と自信がない方は「医療事務の仕事したい」という理由に説得力がなくなってしまいます。

面接の説得力を高める為には、この職歴をストーリー化する方法はとても有効です。

特に未経験者の方は役に立つ手法ですし、1回作成してしまえば使い回しがきくというメリットもあります。

どのような方に有効か

医療事務未経験の方や転職回数が多い方は、医療業界に関するスキルがない、もしくは足りない場合がほとんどです。

医療業界での経験がない方はおのずと全ての職歴について質問を受ける可能性は高くなりますので、必ず対策しておきましょう。

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職歴をストーリー化する手順

では職歴をストーリー化の手順を確認していきましょう。

入職理由と退職理由を明らかにする

まずは履歴書にある職歴に沿って入職理由と明らかにします。

注意したい1つ目は、入職理由と退職理由を明確にすることです。その時の状況によっては、仕事の内容云々にかかわらず就職する必要があったということも考えられますし、明確な理由がないこともあると思いますが、ここはそれぞれについて明確な理由を考えましょう。

派遣のお仕事をされていた方の場合は「契約満了だから」という大義名分がありますが、その後も同じ業界で仕事をしたいと思ったか、そこから別の仕事に興味をもったのかなどの話を入れると良いでしょう。

努力した点と苦労した点を書き出す

ストーリー化する為にはドラマチックでなければなりません。

日々淡々と同じ仕事をされている方であっても、仕事の中で乗り越えてきた苦難が1つや2つはあるはずです。

これらをどのように工夫して乗り切ったのかという点を整理して話せるように練習します。

苦難に立ち向かう為にどのような努力をし、どんな点に苦労し、結果どのような考え方やスキルが身についたか。これを考えてください。

各仕事に2つずつあると理想です。

ちなみに、入職前の目的と実際に身についたことが異なっていても問題ありません。

いつも移り気に仕事をしていては良い印象はないかもしれませんが、仕事をしているうちに自分に合うスタイルを見つけることもありますので、その点は自信を持って話せるようにしましょう。

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ストーリー化の障害

職務経歴をストーリー化しようとすると、とたんに筆が止まってしまう方がいらっしゃいます。

多くの場合自分の経歴に自信がないからというお話をいただきますが、次のような障害が出てくると思いますのでそれぞれ考えながらストーリー化しましょう。

勤続年数が短い

勤続年数が短い職歴がある場合は、何故短かったのかをきちんと説明できる必要があります。

勤続年数が短い方で重要なのは退職理由です。

面接では具体的に聞かれることが多いので、勤続年数が短い仕事にこそ、具体的な退職理由を用意しておきましょう。

勤続年数が短いのはマイナスか

勤続年数が短い職歴があるということは、書類上どうしてもマイナスポイントになってしまいます。

しかし、それは、職場が合わなかった、契約と実態があまりに違ったなど、ご自身ではコントロールがつかない状況があったかもしれません。

上記の例で「契約と実態が違った」であれば、給与面なのか、労働時間なのか、改善しようと試みたのか、その条件ではやっていけなかったのか、もう少し様子を見れなかったのかなどについて答えられるようにしていかなくてはなりません。

一貫性がない

職歴のストーリーを考える際は、皆さん一貫性で悩まれますが、そもそも職歴に一貫性がある方の方が稀です。

働き始めるうちに別分野に興味が出るというのは比較的当たり前でもあるので、新しい業界に飛び込むというのは悪いことではありません。

ただ、30代で未経験の業界へ転職となると、どうしても自分が決まっていないという評価になりやすいので、どのような準備をしているかという点は重要になってきます。

職歴のストーリーを考える際にも、「前職に在職しながらこんなことを勉強した」という内容があると良いのではないでしょうか。

はっきりしてないのはNG

職務経歴に一貫性がないのはさほど気にする必要はないと思いますが、就業の目的や退職理由、職務内容についてはっきりしていないのであれば即刻改善すべきです。

そもそも一貫性がないこととはっきりしないことは異なり、「なぜそのような行動に出たのか」という部分をはっきりさせないと、ストーリーを作る意味はありません。

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職務経歴の対策は自分の歴史

職務経歴をストーリー化するということは、自分の歴史を振り返り整理するということです。

たとえ面接で質問を受けなかったとしても、ストーリー化していく仮定で新たな発見があるかもしれませんし、思い出すことや新たなアイディアが生まれることもあるかもしれません。

私は自己分析の1つとしても有効ではないかと考えています。

クリニック専門医療コンサルタント。
都内クリニックの事務長を11年経験し独立。
現在は関東圏のクリニックへ人材教育と採用活動を通したコンサルティングを行っている。医療事務・看護師の面接回数は合計800回を超える。
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