医療事務未経験者が就活で使える自己PRの例文と書き方

前回志望動機を添削させていただいたなー様より、自己PRの添削依頼もいただきましたので、一部例文を載せながらこちらの記事で添削していきたいと思います。

なー様の志望動機は下記よりご確認ください。

医療事務へ転職希望の未経験の方から、志望動機添削のご依頼をいただきました。現在はアルバイトでベーカリーにご勤務されていて、職歴は9年...

履歴書に志望動機を記載する場合は、スペースの関係で記載できる内容には限りがあります。

未経験で医療事務になろうと考えていらっしゃる方は、職務経歴書の最後に「自己PR」を書いておくのが望ましいですが、どのように書いたらよいものかとお考えの方にはお役に立てる記事だと思います。

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頂戴した自己PR(添削前)

私が仕事をする上で大切にしている事は、どんなお客様にも聞き取りやすい話し方を心掛けるという事です。

小さな子供から年配の方まで、その一人ひとりに合わせて声のトーンや速度を少しずつ変えながら、丁寧かつはっきりと、そして笑顔を忘れずに会話をする事を意識しています。

相手を不安にさせない、聞き取りやすい話し方を心掛けてきた事で、事務的になりがちなレジでの接客時も自然とお客様との会話が弾む事が増えてきました。

受付事務のスタッフは医者や看護師とは違い、直接患者様に治療が出来る訳ではないですが、医院を訪れた患者様が一番最初に接するのは受付事務のスタッフです。患者様と実際に接する時間は短時間だと思いますが、医院の一番の窓口として患者様の緊張を少しでも和らげられるような対応を心掛けていきたいと思います。

日々の売上管理や事務処理等で基本的なパソコン操作は可能です。

分からない操作があればその場ですぐに調べ、今後の為に分からないままにしておかないと自分で決めています。事務職は未経験ではありますが、日々の努力を怠らず新しい事を積極的に吸収し意欲的に取り組む所存でおります。

そして患者様の要望にも迅速且つ丁寧に答えられるスタッフを目指します。

正社員の経験こそありませんが、仕事に対する姿勢はこのアルバイトを通して養えたと思っております。アルバイト以上に責任感と積極性が求められるとは思いますが、来院する患者様、そして共に働くスタッフの皆様への思いやりや気配りを忘れず、精一杯努めていきたいと思います。

頂戴した自己PRは良くかけていらっしゃると思いますが、「未経験で内定を取りに行く」という目的を考えると、PRしきれていなかったり、PRする切り口が異なっていたりします。

まずは添削しながら書き方から解説していきたいと思います。

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直すべき点

職務経歴がアルバイトのみであるという点がご不安というご状況お察しします。

特に私のブログにいらっしゃる方は同じような悩みを抱えていらっしゃる方も多いので、少し詳しくコメントしていきます。

今さら正社員

フリーターとして活躍していたことを卑下しても良いことはありません。

「ご自身が望んでフリーターとして活躍していた」という前提で自己PRを完成させましょう。

実際は環境などの要因もあり、全てが自ら望んだわけではないかもしれませんが、フリーターとしてご活躍される選択をされたのにもそれなりの理由があったわけですし、その選択に後悔があったのであれば9年という歳月を費やすのは難しかったのではないでしょうか。

アルバイトであるからこそ、職場でのフットワークが軽いという側面はあると思いますし、アルバイトのみで運営・展開している販売業も増えていると聞きますので、

対外的には多少謙遜することはあっても、心から自分の経歴を良く思えない状態では自信溢れる面接は難しいのではない考えます。

医療事務を志望した理由

他業種から転職する方の場合は、「医療事務は長く働ける、安定している」という打算的な部分が少なからずあると思いますが、面接で聞かれるまでは伏せておいたほうが良いでしょう。

この記事をご覧になっている方は「どんな理由を書けばいいのか」とお考えだと思いますが、ここで私が提案しても微妙なズレが出てしまい、結果浅はかなものになる可能性が高いので、
下記記事をご参照いただき、自分に合う形にカスタマイズしてください。

「医療事務 目指した理由」という検索をされる方が多くなりましたので、医療事務を目指す理由の中でどういった理由が面接官にウケがいいのか一緒に考...

努力しているとは誰でも言える

未経験で医療事務になりたい方の多くは「努力」「根気」をメインに自己PRを書いてきます。

未経験では仕方ないことかもしれませんが、気合だけではなんともならないのです。

下記の記事でも書きましたが、「今現在医療事務になるべく未経験ながらに何か行っていることはありますか?」もしこの答えにYESと答えられないなら、努力しているとは言えません。

多くの場合、医療事務の面接では最後に「何か質問はありますか?」という旨の質問があります。これは「逆質問」と呼ばれており、面接では最後のアピー...

このような方には「口だけの方か指示待ち」の方が多いのですが、特に少数精鋭で運営を行うクリニックでは歓迎されません。

何をしたら良いか

「では何をしたらいいんですか?」

大体この類の話をするとこの質問を受けますが、医療事務が何をする仕事なのかを調べ、資格の勉強を行うも良いでしょうし、その時間がなければ、テキストだけでもひたすら読み込んで資格は二の次というのでもいいでしょう。

資格の取得には費用が・・・ということであれば、せめてこちらの本を購入し、希望を出しているクリニックの診療科目でよく使用する項目を読み込みましょう。

始めは何のことだかわからないかもしれませんが、どこかで点と点がつながり役に立ちますし、今後医療事務になられたときにも非常に役立つ本です。

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自己PRの添削

上記を踏まえたうえで添削箇所を指摘させていただきます。少々厳しい指摘になるかもしれませんがご容赦ください。

医療事務での接遇

私が仕事をする上で大切にしている事は、どんなお客様にも聞き取りやすい話し方を心掛けるという事です。

小さな子供から年配の方まで、その一人ひとりに合わせて声のトーンや速度を少しずつ変えながら、丁寧かつはっきりと、そして笑顔を忘れずに会話をする事を意識しています。相手を不安にさせない、聞き取りやすい話し方を心掛けてきた事で、事務的になりがちなレジでの接客時も自然とお客様との会話が弾む事が増えてきました。

医療事務の接遇は話し込んでしまっては運営が滞ります。時間をかけずに最大限ご満足いただける接遇というラインに話を軌道修正しましょう。

わかりきっていることは書かないのが無難

受付事務のスタッフは医者や看護師とは違い、直接患者様に治療が出来る訳ではないですが、医院を訪れた患者様が一番最初に接するのは受付事務のスタッフです。

医療機関の方が面接するわけですからこのくだりはいりません。

患者様と実際に接する時間は短時間だと思いますが、医院の一番の窓口として患者様の緊張を少しでも和らげられるような対応を心掛けていきたいと思います。

としてみてはいかがでしょうか。

ただし、接遇面は他業種からの方の多くがPRポイントとしますので、他の方との差別化が難しくなります。接遇をウリにするなら、他の方があまり注目しない独自のポイントや方法をアピールしましょう。

また、医療事務の実務が受付だけというのはいただけません。

なー様の場合「受付事務」とあるので、受付以外の仕事はしない職種での募集であればこの点は問題ないのですが、そうでなければ、医療事務は何をするのかを最低限勉強し、少しでも戦力になるように、こんなことをしているというアピールをしましょう。

これだけでも同じ未経験のライバルに差をつけられるかもしれません。

自信がないと思われる表現は削除する

日々の売上管理や事務処理等で基本的なパソコン操作は可能です。分からない操作があればその場ですぐに調べ、今後の為に分からないままにしておかないと自分で決めています。

ここはたとえ自信がなかったとしても「任せてくれ」というスタンスを貫きたいところです。

業務で使用した経験があるのであれば下手な謙遜はかえってマイナスです。

「患者様の為に」は誰でも考えられる

事務職は未経験ではありますが、日々の努力を怠らず新しい事を積極的に吸収し意欲的に取り組む所存でおります。

そして患者様の要望にも迅速且つ丁寧に答えられるスタッフを目指します。

患者様主体ではなく、クリニックが円滑に運営できるようにというスタンスの方がよいでしょう。

「やる気はあります」という点に関しては、それを裏付ける何かを行ってください。

長期にアルバイトで経験を積んだ理由を

正社員の経験こそありませんが、仕事に対する姿勢はこのアルバイトを通して養えたと思っております。

アルバイトで職務経験を積んだのには何か理由を付けてください。これでは説得力に欠けます。

ご参考になれば幸いです。

クリニック専門医療コンサルタント。
都内クリニックの事務長を11年経験し独立。
現在は関東圏のクリニックへ人材教育と採用活動を通したコンサルティングを行っている。医療事務・看護師の面接回数は合計800回を超える。
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