クリニックで働く医療事務の疑問は共有して改善しよう

そのときの景気にもよるようですが、医療事務に憧れる、もしくは目標にしている方は一定数いらっしゃいます。

参照:医療事務求人と資格取得状況は景気に左右される

このブログでは主にクリニックにおける医療事務のことや、経営戦略のお話をしておりますが、ご覧頂いている方の中には、

「これから医療事務になろうと思うんだけど、実際のところどうなの?」

という方も多いでしょう。

本日はその「どう?」の部分をお話していきたいと思います。

先に申し上げておきますが、私は医療事務としてキャリアを積むことには賛成です。

ただ、甘い世界ではないので、プロ意識を持った方に目指して欲しいと思っています。

参照:現役医療コンサルタントが語る医療事務の魅力その1

その上で疑問に思うことを共有し、1人でも医療業界でキャリアを積み幸せになれる方が増えることを望んでいます。

ところが医療業界は一般的な株式会社からみると、医療独特の文化や風習も多いという状況で、一般企業から医療事務への転職を考える方も非常に多いので、結果として離職率が高くなってしまいます。

仕事をしている上で疑問を持つのは悪いことではありません。

他の方が同じ疑問を持っているならそれを皆さんで共有し、自分の疑問と比べ、どのように解決したのかを参考にして1つずつクリアしていきましょう。

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主な医療事務の疑問

働いているときに疑問が出てくるのは仕方のないことです。

特にクリニックの場合は、どんな良い職場であっても、医療事務の意見が全て通るということはまずありえませんし、それなりに疑問や疑念が出やすく、それが解決されないこともあります。

医療事務の皆さんはどんなことを疑問に思っているのでしょうか。

自分の意見が反映されない

仕事に関する意見

クリニックにもよりますが、クリニックの組織は基本トップダウンです。

上から

ドクター 看護師(他 技師などの国家資格保有者) 医療事務

の順ですので、特に院内でのルールやその他仕事に関しては、医療事務の意見が反映されないことは良くあります。

※全てのクリニックが風通しが悪いというわけではありませんので注意してください。

ただ、意見が全く通らないことは稀で、仕事で受け持っている部分では頼りにされることが多いので、自分の意見が反映されないと思っている方の中には、主張が自分の仕事の範囲外であったりすることもあります。

その他待遇に関する意見

同じ仕事の話でも、給与や賞与に関する話、出勤時間や休憩時間など労働条件に関する話、保険への加入・有給休暇など労務面の話でも様々な意見があることでしょう。

参照:医療事務は有給休暇がとれない!?医療機関の時期変更権と解決方法

人間関係がうまくいかない

クリニックにおける人間関係は大きく分けると、次の3つに大別されます。

①院長・ドクター・看護師との人間関係

特にクリニックで働く場合、有資格者と良好な関係を作ることは必須です。

総じて人間関係は退職の原因となる場合も多いので、チームとして上手く行えるよう心がける必要があります。

たいていは「合わない人がいる」ということで終わってしまいますが、どうして意見が違うのか、相手の考えていることにも一理あるのではないかと考えることができることが、コミュニケーションの第一歩ではないでしょうか。

参照: クリニックで人間関係が上手くいかないときに効果的な方法

②医療事務同士の関係

医療事務同士の場合は、お互いのスキルを高めあう良い仲間と出会える場合と、足の引っ張り合いをしている場合が考えられます。

疑問となるのは後者の場合ですが、足を引っ張ってくる人のことは気にせず自分のスキルを高めましょう。

参照: 医療事務に未経験で採用されたのに教えてもらえない時の対策

③患者様との関係

患者様にも様々な方がいらっしゃり、中には自分だけに高圧的な態度に出るという患者様もいらっしゃるでしょう。

この部分は自分の対応だけではどうしようもないので、チームで対応にあたれるよう、院長先生を交えて話し合うことが必要です。

上記3つの人間関係については、『医療事務が仕事のストレスで退職まで考えてしまうケース』に詳しく記載しています。

クリニック独自の風習についていけない

クリニック独自の風習に困っている方もいらっしゃるでしょう。

大体のクリニックの習慣はそのクリニック独自のものであることが多いので、本当にそれを行う必要があるのかも含め、院長先生と話し合いましょう。

参照:クリニック独自の廃止した方が良いルール

いつも同じ仕事・そもそもやることが多すぎる

クリニックでの医療事務の仕事は、一度覚えてしまえばそれを繰り返すというのが主な仕事のスタイルです。

もちろんレセプトなどのルール変更に伴い、知識をバージョンアップしなければいけないことはありますが、クリエイティブな仕事ではないので、ある程度年数の経過した医療事務の中にはマンネリの罠にはまってしまう方もいらっしゃいます。

また、「どこまでが医療事務の仕事なのか」と考えていらっしゃるかたも意外に多いのではないでしょうか。

クリニックでは特に、診療はドクターが、そのサポートは看護師が行いますが、医療事務の仕事は、受付とレセプトと上記以外になることが多いので、ここに疑問を持つと言うわけです。

個人的には、マンネリ化せず広く様々な知識を得ることができ退屈しないという考え方もあると思うのですが、仕事の範囲が決まっていないと様々なことを押し付けられるといったことに恐怖を抱くのか、あまり歓迎されないことが多い印象です。

参照:忙しい医療事務に気をつけて欲しい3つの項目

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Yasu

クリニック専門医療コンサルタント。 都内クリニックの事務長を11年経験し独立。 現在は関東圏のクリニックへ人材教育と採用活動を通したコンサルティングを行っている。医療事務・看護師の面接回数は合計800回を超える。
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