医療事務に未経験で採用されたのに教えてもらえない時の対策

未経験で医療事務に採用された!これからがんばるぞ!

・・・と意気ごんだのものの、未経験で入社したのに教えてもらえないからわからない・・・

未経験で医療事務になった方でこんな悩みを持っている方はいらっしゃいませんか?

私が今までに見てきたクリニックでのお話になってしまいますが、クリニックで医療事務を行う限り、指導が隅々までいきわたっていることは稀です。つまり「習うより慣れろ」「見て学べ」に近い指導になってしまっています。

「それが正しい研修方法なんですか?」と疑問を持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、クリニック規模の組織では、たとえ未経験者であってもいち早く1人前になっていただく必要があり、結果として現場で働きながら覚えていただくOJT方式の研修が採用されています。

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未経験者への研修は必須?

「未経験者を採用しているのに研修がないんですか?」・・・当然の質問だと思います。

もしその「研修」がOff-JT(職場外訓練の略。講習会や研修会を開く方法)のみをさし、未経験者を採用するにはそれを行わなければならないとすると、おそらくどこのクリニックでも未経験者を採用しようと思わないでしょう。

医療事務の未経験者をどの程度採用するかはクリニックの経営戦略と採用状況によりますが、「未経験なのだからわからなくて当然」という姿勢は今後仕事をする上で足かせになります。このように考えている方は仕事の方法を変えなければいけません。

参照:わからないことは調べる!仕事の仕方の基本(予定)

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クリニックの研修は基本OJT

前述のようにクリニックのような小さい組織では研修システムが整っているとは言いがたく、基本はOJTトレーニングが用いられます。

OJTの詳しい解説は下記及び別の記事で行いますが、クリニックの研修は現場で行われるということは、クリニックの地域や標榜科目を問わず共通でしょう。

OJTとは

皆さんご存知のことと存じますが、OJTの略は「On the Job Training」で、仕事の遂行を通じて訓練をすることをいいます。

わかりやすく言うと現場に放り込まれて業務をしながら指導するってことでしょ?

おそらくこれが皆さんの認識でしょう。

本来は単に部下を現場へ出させて、業務の成り行きで要領やコツを覚えるのではないのですが、クリニックのOJTがどうあるべきかについては別のページでお話しすることにします

参照:医療事務に必要なプレゼン力はロールプレイングで身に付ける

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「教えてもらえない」と悩んでいる方ほど実は復習していないという事実

医療事務に未経験で採用された場合、基本中の基本ですが、教えてもらったことをメモし、家に帰って復習するという日々が続くことは覚悟してください。

少々厳しい言い方になるかもしれませんが、未経験者として採用された以上、始めの3ヶ月~半年はわからないことだらけで仕事をすることは覚悟した方が良いでしょう。

また、「教えてもらえない」とおっしゃる方程、実は以前教えてもらっていたことを忘れていたり、教えてもらったことを復習するという習慣がなかったりします。

特に復習を行わずに「私はわからないんだからおしえてください」というスタンスでは、教える方も気の毒です。

どこがわからないのかを探すのに相応の時間がかかり、「教えてもまたわからなくなるのではないか」という疑念の元で指導をしなければならないからです。

教わったことがわからなくなったら予想して確認する

教えたことをまた聞かれるというのは、教える側からはストレスです。逆の立場になってみればわかると思います。

しかし、いくら復習をがんばっても、実際のところ1回教わったくらいではわからなくなることはよくあるのも事実です。

ではどうすればいいのか?私は答えを予想して確認するという方法をお勧めしています。

結局わからないから聞くということになるのですが(笑)教える側に「教わったこと一応ここまで覚えているんです」ということをアピールすることができますし、指導にかかる時間を大幅に減らすことができます。

「わかりません。教えてください」では、教える側からすれば「また忘れるんじゃないか」につながるので、なんとなく答えを予想した上で確認するというスタンスへ切り替えた方がいいでしょう。

これは●●でいいんでしたっけ?
ここまでやってみたんですけど確認してもらえませんか?
ここだけわからないのですがもう1回教えてもらってもいいですか?

こうして答えを予想して確認すれば、実際はもう1回教えてもらっているのですが、教える側のモチベーションも変わってくるでしょう。

クリニック専門医療コンサルタント。
都内クリニックの事務長を11年経験し独立。
現在は関東圏のクリニックへ人材教育と採用活動を通したコンサルティングを行っている。医療事務・看護師の面接回数は合計800回を超える。

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