「医療事務の給与水準は高くはない」という話は以前させていただきましたが、
特に独身の医療事務の方はこれから生活できるのか不安になる方もいらっしゃるでしょう。
収入を増やすことも大切ですが、身近なところから支出を少なくすることも大切です。
他の仕事と比べて、医療事務が極端に給与が低いとは思いませんが、お金がないことを給与が低いことだけが原因だと考えている方は、日々の生活から支出を見直してみるというのはいかがでしょうか。
あくまで節約のアイディアですので、状況に合わせてできるところから行っていただければよいと思います。
Contents
考え方と行動の基本
こんな悩みを抱えている方も多いのではないかと思います。
節約の前提条件にはなりますが、下記の3つは節約に必須だと思います。
給与の手取り額の8割程度で暮らす
まわりの友人に合わせてたくさん買い物してしまったり、少し良いところに住んでみたり、ついつい見栄を張ってしまった経験はないでしょうか。
見栄を張りたくなる気持ちはよくわかりますが、給料に見合わない生活をしていては節約など成り立つはずもありません。
給与の手取り額の8割程度で暮らすプランを考えましょう。
支払はクレジットカードで行う
現金よりクレジットカードでの支払いの方が明らかに得です。ただしクレジットカードを使用する際は1回払い限定です。
2回払も利息はかかりませんが、月の支払金額が大きくなる可能性があります。
・ポイントがたまる
・使用履歴が残る
の2点に関して現金より優れています。意識して使用すれば問題ありませんし、使いすぎてしまったとしても使用履歴が残るのでそれを元に対策をとることができます。
支出の記録をつける
意外と行われていないのが「支出の記録をつける」です。お金を使いすぎてしまったけれど何に使ったかわからない・・・という状況では対策の立てようもありませんし、節約のアイディアも限られてしまいます。
スマホのアプリでも家計簿のアプリはたくさんリリースされているので、使い勝手が良いものを使用して家計簿をつけるクセをつけてください。
固定費を見直す
支出で最も気を付けるべきは固定費です。サブスクのサービスもこちらに含みます。
住居費(家賃)
通常固定費の中で1番大きな支出は住居費(家賃)です。この住居費を減らすことができれば、大きな節約効果を得ることができます。
・給与額の「3割以内」という目安はありますが、家賃も含み給与の8割で生活できれば問題ありません。
・通勤に便利、水回りが綺麗、収納が多い等のこだわりをかなえる物件はやや家賃がお高めです。
・家にこだわるかたは、他のところを節約して帳尻を合わせてください。
携帯電話
次に大きな固定費となるのは「携帯電話」です。個人的にはiPhoneよりandroidの方がコスパが高いと思いますが、使用するOSには好みもありますよね…。
であれば導入していただきたいのはMVMOです。今なら楽天モバイルが圧倒的コスパです。通信可能範囲がまだまだ狭いと言われていますが、普段の生活圏内がカバーされていれば大きな問題にはならないでしょう。
公共料金
公共料金はカード引き落としにしよう。また、料金明細はインターネット通知にかえることで節約できます。
その他の固定費
固定費といえるか微妙なものも含まれていますがその他思い浮かぶものを書いておきます。
・電池は100円ショップで買う
・ATMの使用は手数料がかからない時間帯に行う(多くは平日の9:00~18:00)
・冷蔵庫の開け閉めを減らす
・ADSLモデム、ルーターの電源は寝る前に切る
・新聞は取らない
娯楽に使うお金
節約生活といっても全く娯楽がないのでは生きている実感が得られません。費用をかけずに楽しめる娯楽を見つけましょう。
下記の3つは節約の大敵ですのでできれば避けましょう。
・宝くじは買わない。
・酒、タバコ、ギャンブルはやらない。
海外ドラマ
Amazonプライムビデオならは年間3900円。
プライム会員になればビデオ以外にも多数特典があるのでお得です。Prime Readingで本を読む習慣をつけるのも良いでしょう。
ネットゲーム
私はゲームは全くしませんが、課金しなくても楽しめるゲームは増えていると聞きます。私のクライアントの医療事務さんや看護師さんでもスマホでゲームを趣味にしている方が多いので参考になればと思います。
自己投資
節約生活の中でも自分に対しての投資が必要です。医療事務以外のキャリアを目指すならその勉強もしておくべきでしょう。
参考書などの本はアマゾンやメルカリで中古をさがしましょう。
最後に
給与の手取りが18万円だとすると、8割の14万4千円で生活するのはなかなか大変だと思います。
その中で自己投資や交際費にも割く必要があると思いますが、ご自身で使える金額をきちんと理解しておきましょう。