転職のたびにキャリアアップする医療事務の考え方

医療事務は経験者程転職には有利です。

そのため少し嫌なことがあっただけで転職を考える方もいらっしゃいます。

資格が必須の仕事ではありませんが、専門職に該当するため「嫌なら転職すればいい」という態度の方も一定数いらっしゃるのは事実です。

果たしてこれは正しいのでしょうか?

勤め先が嫌だから転職

これは正しいのでしょうか?

「働いてみたら務めたクリニックが自分と合わなかった」だから転職したい

クライアントのスタッフさんから、このようなご相談をいただくこともここ数年でかなり増えてきました。

「(未経験で入社したが)自分に医療事務は合わない」

「コロナでこの先不安だ。」

などなどいろいろなご意見をいただきます。

クリニックごとに労働環境は大きく異なるので、

中には働くストレスでメンタルに不調をきたしてしまう場合もあるでしょう。

そのようなクリニックなら早々に撤退するのがご自身のためだと思います。

面接ではわからなかったが、入職してから見えてくるクリニックの問題もあると思うので、この主張は必ずしも間違っていないというのが私の意見です。

ただし、短期間で転職を繰り返すことは、あなたのキャリアをけがしてしまうことにつながります。

この先のキャリア形成を考えるなら、「先輩社員が嫌だから」「自分の主張が通らないから」など、

軽微な動機で転職を繰り返してしまうことは避けるべきです。

想定外のことは必ず起こる

医療事務の業務であるかに関わらず、想定外のことは必ず起こります。

未経験で医療事務になられた方の中には、

前職とのギャップや労働環境の煩雑さに頭を悩ませている方もいらっしゃるでしょう。

そんな中、

一歩立ち止まって考えてほしい
成果が上がらなかった

患者様からのクレームを受けた

看護師さんや他の医療従事者と意見が対立した

などの理由で転職を繰り返していたら、キャリア形成は難しいと考えるべきです。

また、いかに医療事務が経験者が有利といっても、

短いスパンで転職を繰り返している方は条件の良いクリニックには採用されにくくなるでしょう。

YASU
労働条件が良いクリニックはより倍率が高くなるので当然といえば当然ですが・・・

トラブルは自分を磨く機会とも考えられる

程度にもよりますが、職場で受け入れにくいことやトラブルは、自分の力を磨く機会であるともいえます。

業務上のトラブルを解決したり、メンバーとのトラブルを解決した経験を繰り返し積むことで、いわゆる「仕事ができる医療事務」となっていきます。

少しのつまづきですぐに転職を考えてしまっては、自分を成長させる機会を逃すことになります。

キャリアアップする転職

では、転職するたびにキャリアアップする人はどんな特徴をもっているのでしょうか。

2020年中旬頃から、新型コロナウィルスの影響で転職市場の売り手優位の状態は以前ほどではなくなっているかもしれませんが、

転職先を選ばなければ、医療事務の転職は経験があればたやすいといえます。

しかし、だからといって、何の成果も出さないまま早々にクリニックに見切りをつけて転職するのも考え物です。

経験者でもすぐに成果が出るとは限らない

クリニックごとに仕事のやり方や範囲がまちまちであることを考えると、

医療事務経験者だからといって、すぐに成果を出せるとは限りません。

医療事務以外の職種への転職であれば、さらに成果を出す時間が必要だと覚悟を決めるべきです。

何の成果も上げずに1年未満の経歴を積み重ねていくようであれば給料泥棒扱いされていてもおかしくありません。
キャリア形成、そして医療業界での人脈形成の面でも、中途半端な段階での転職は望ましくありません。

成果を出して人脈を築け

医療事務という仕事に関わらず、転職するたびにキャリアアップし、自分の市場価値を高める方は、働いたクリニックでなんらかの成果を出しています。

成果を出している方には人脈が形成されます。

単に知り合いという関係ではなく、仕事を通して信頼関係が形成されていて、必要であれば協力を得られる関係です。

医療業界で働き続けるか、他業界へ転職するかを問わず、

1つのクリニックで何らかの成果をだし、その中で人脈を築き、転職しても築いた人脈を生かし成果を上げる…

このように転職するたびに人脈が増える働き方を提案します。

転職は「やり切ったか」で考えよう

近年はSNSの普及により情報が入りやすくなっているので、短期間に大きな成果をあげ、転職を繰り返す姿をみて焦る人もいるでしょう。

ですが、こういった方は「ずば抜けて優秀な人物」であって、多くの場合そのようにはいきません。

そのようないわゆる「天才タイプ」のほうが積極的に情報発信している傾向があります。

そのような情報をみて、自分だけが取り残されている感じがして焦っているのなら一度冷静に仕事で残した成果を確認しましょう。

どのくらいの期間が妥当か?

このような天才を参考にしすぎると、むなしくなるだけで何の進展も得られません。

1つのクリニックで「成果」と呼べるほどの結果をだすためには、3年程は必要でしょう。

医療事務の場合、中途採用である程度社会経験を積んだ状態で入職されている方がほとんどだと思います。

今までのご経験から、様々な情報を確認して「判断」されたわけですから「自分の決断」として腹をくくることが必要な時かもしれません。

ブラッククリニックだったら早く退職を

冒頭でもお話ししましたが、どんな状況でも早期の転職をするなと言っているわけではありません。

ブラッククリニックだったり、労働環境が著しく整っていないクリニックでメンタルをすり減らしながら働き続けるのも将来的にマイナスです。

ただ、退職の決断をする前に、どうしても退職しなければならない状況なのかはきちんと考えた方がよいでしょう。

早期に退職するリスクを鑑みても退職すべきと結論づけたなら、それは立派な決断だと思います。

ただ、まだ踏みとどまれるなら、今までの頑張りを何かしらの成果につなげてからでも良いと思うのです。

是非「実績」をひっさげて転職を成功させてください。

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