仕事ができないと評価を受けている仕事ができないと評価を受けている医療事務の方は言い訳やごまかしの回数が多いように思います。
どのような言い訳があるかをまとめますので、このような言い訳をしないようにしましょう。
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前からこうだった
時と場所が変われば仕事の仕方にも変化をつけるものですが、この点を理解できない方の言い訳で圧倒的に多いのが「前からこうだった」です。
ミスをしたとき思わず「前からこうでした」「こういう風に習いました」と言っていませんか?
もし言っていたら行動を改めてみましょう。
結果が出ないやり方を変える
結果ミスが発生してしまったのであれば、早急にやり方を変える必要がる
冷静に考えれば誰でもわかります。
しかし、ミスをしてしまった本人からすると、自分の責任を少しでも減らしたいという考えが無意識に働き、このような言い訳になってしまうのです。
多くの管理者は、ミスという結果に対して怒り、これが日常になると、スタッフはミスを隠したり、このような言い訳が多くなります。
起こってしまったミスは元に戻すことはできませんから、次から発生しないようにやり方を見直す必要があります。
「以前からこのやり方」という言い訳は、一見良い隠れ蓑ですが、それでは何も改善しません。
考えることを放棄している意識が低い医療事務員になってしまわないように注意しましょう。
聞きたくない言い訳やごまかし
「前からこうだった」以外にも、良く聞くやごまかしをまとめておきます。身に覚えがある方は、少しずつ改めていくようにしましょう。
忙しい
医療事務には忙しい時期が存在することは確かですが、「忙しかったから」の言い訳は、「自分の能力はこれで一杯です」と宣言しているようなものです。
忙しいことが原因でミスが頻発するのであれば、受ける仕事の量を調節するなど、自分の調整が必要です。
リーダー職では、実行と計画立案が求められますので、忙しくなるとミスが頻発する「計画性がない」医療事務員は、昇進の可能性も低くなります。
でも…
言い訳というよりは口癖に近いかもしれませんが、いつも「ネガティブ発言」をする人は、職場の人間関係にも影響します。
それぞれに主張があるとは思いますが、相手の主張を頭から否定してばかりでは、信頼を得られるわけがありません。
知ったかぶり
「でも・・・」系に似ていますが、知ったかぶりが多い方は、自分のミスを認めない方がおおいように思います。
ミスをしてしまうことは誰にでもあることですが、それを自分の責任として認められなければ、社会人としての成長はありません。
自分の知らないことを「知ったかぶり」でごまかし続けると、積もりに積もっていつかごまかしが利かなくなります。
(分かってないのに)「分かりました」
理解しているかしていないかは、指示を出した直後は相手の態度で判断するしかありませんが、その場しのぎで「わかりました」とごまかし続けていると、
カミングアウトできずに、大きな遅れやミスにつながります。
「今更?」と言われるかもしれませんが、「聞くは一時の恥」と思ってわからないことはクリアにする癖を付けましょう。
人が足りないので
「医療事務の人数が足りていないので、仕事が進みませんでした。」
明かな言い訳である場合も、一理ある場合もありますが、そもそも頭数だけを揃えても、スキルが伴うには時間がかかります。
スタッフの人数を決めるのは管理者(院長先生)へ、不用意にケチをつけてしまっていますので、
仕事の効率化を見直し、どんなに見直しても人が足りない時のみに使うようにし、具体的な改善策を提案しましょう。
言い訳やごまかしが必要なときもある
このような言い訳やごまかしを紹介すると「言い訳するのは仕事ができないスタッフ」ととらえられがちです。
しかし、個人差はあれど、他人を責める行為は誰にでもあるので、責任を回避するために言い訳やごまかしを行うのは、人の防衛本能ともいえます。
無意識に言い訳がでてしまう方は、少しずつ自分を変えていくのがよいのではないでしょうか。
言い訳+改善策という提案
仕事を期限内に終わらせられなかった時、ミスが起こってしまったとき、全く言い訳をしないで全てを受け止めるのは勇気が必要です。
そこで、提案したいのが、「状況の説明と改善策を提示する」ことです。
「前からこうだった(だから私は悪くない)」ではなく、
「申し訳ありません。以前からこのやり方でしたが、今回のようなミスが起こらないように、次回からこのようにやり方を変えたいと思いますがいかがでしょうか?」
と言いかえれば、ほぼ同じことを言っているのですが、相手の印象は全く違うものになります。