イライラからの怒鳴りつけが新人教育にもたらす弊害

最近は新卒や業界未経験で医療事務になられる方も増えたせいか、クライアントでは新人教育にイライラの雰囲気満点の先輩社員さんを見かけることが多くなっています。

先輩社員としては「早く一人前に育てないと」というプレッシャーや、成長しない新人に対する焦りや不安からイライラが溜まっているだろうなと思っていますが、新人指導の際は重要な役割を任されていることを忘れずに取り組んでいただけたらなと思っています。

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イライラしても良いことはない

始めにお話ししておくと、私もそのイライラはよくわかります 笑

指導する新人のスキル不足もそうですが、世代が離れていれば当たり前と思うこともことなりますので、「そこまで指導しなければならないか!」という状況も多いと思います。

しかし、クリニックのこと、ひいては将来自分の仕事が楽になることを考えるなら、新人を育てる際は長い目で見てあげることが重要で、イライラしても良いことはありません。

怒鳴りつけても成長しない

これは医療事務だけではなく医療機関で働いている皆さんに言えることですが、教育方法としていまだに怒鳴りつけることが教育の一環になってしまっている方は多いと思います。

正確には頭ではわかっているけれどそのコントロールが難しかったり、他の先輩社員もこうしてるからいいやだったり、自分の力を誇示したかったり、結構状況は色々だと思いますが、

今の時代、怒鳴りつけた結果成長するスタッフは皆無です。

悔しい思いをして今のスキルを身に着けた先輩社員の方からすれば不服かもしれませんが、わからなかったことを復習して、自分で調べたことをプラスして日々成長する・・・そんな理想的な行動する新人は医療事務にはまずいません。そんなことにイライラしてそれをぶつけても意味がありません。

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イライラからの怒鳴りつけがもたらす弊害

私はこの怒鳴りつけは悪しき習慣だと考えていますが、怒鳴りつけても意味がないどころか多くの弊害をもたらします。「つい癖で怒鳴ってしまう」先輩社員に限って怒鳴りつけの弊害を理解していないことがありますので、まずは頭で理解しましょう。理解すれば意識的に止めることができるかもしれません。

新人が自分で判断するようになる

良く怒鳴りつける上司に積極的に質問する新人はそうはいません。他にも先輩社員がいれば、聞いても問題ない先輩社員に聞きながら話を進めると思いますが、中には自分で判断するようになる新人もいます。

今まで医療機関での経験がない方だと、驚愕の判断をしてしまい、そのフォローをしなければいけないハメになりますし、その新人を怒鳴りつけても何の解決にもなりません。

上司の悪口を言いまわるようになる

イライラが溜まると、周りを見ずに怒鳴り散らしてしまう方は、他のスタッフの前でバカにする傾向にあります。

よくお母さんが小さい子供に向かって「なんでこんなこともできないの!!」と怒鳴りつけているのに似ていますが、仕事のでのミスを注意しているのにいつのまにかパーソナリティーの部分まで否定してしまっていることもあるはずです。

こうなると、先輩社員がどのように考えていたとしても、新人にとって上司は自分を成長させてくれる人ではなく単純に「敵」となってしまい、まわりに自分の仲間を作りに行く傾向にあります。最悪の場合先輩社員の居場所がなくなることもあります。

上司の悪口を言いまわる新人に問題がないわけではありませんが、その状況は案外あなたが招いてしまったものかもしれないのです。

同じように新人を指導してしまう

指導した新人がたまたま精神的に強い方で、怒鳴りつけても平気だったというケースもあるでしょう。

しかし、更に新しい新人が入ってきたときに、自分が習ったように教えてしまうため、怒鳴りつけのルールが引き継がれてしまっては、さらなる負の連鎖に陥ります。原因は新人を指導している人にもあると思いますが、指導の仕方は先輩社員からの指導をベースに行われていることもよくあります。

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大切なのは部下のモチベーションコントロール

新人を指導するときに最も重要なのはまずモチベーションコントロールです。

自分のモチベーションも大切ですが、新人のモチベーションが下がらないように指導するべきで、イライラによる怒鳴りつけはどのようなやり方をしてもモチベーションを著しく下げることにつながります。

そもそも上司をイライラさせる新人ってどうなの?

というご指摘があるのはもっともですが、それなら、

怒鳴りつけられた新人の気持ちが理解できない上司ってどうなの?

も成り立ちます。

それが理解できない方はそもそも新人を指導するべきではありませんし、マネジメントスキルが低いことを証明しているようなもので、勤務歴が長くても昇進にふさわしいスタッフとは言えないでしょう。

イライラしてしまう人は「楽しく」をテーマに

医療事務として教育担当になるのであれば、最低限楽しく仕事をやっていてほしいものです。新人もそのような仕事をしている先輩社員が教育担当についた方が伸びますし、ミスしたとしてもそれを報告しやすい環境が整っていきます。

普段からイライラしてつい怒鳴りつけてしまうのは癖なので、意識すればだんだんに帰ることができます。その第一歩は他の人から見ても仕事を楽しくやっていることなのではないでしょうか。

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