『御机下と御侍史の読み方と意味と使い方の違いは医療事務なら必須の知識』でもお話ししましたが、「御侍史(おんじし)」は主に医師宛に使用される脇付けです。 ただ、個人を特定しない形式で使用する脇付ですので、メールでは使用しない方が良いと思います。では、どのようにメールを送るのが正解でしょうか。医師に送るメールで気を付けるべ...
必要なマナー・接遇の記事一覧
毎年インフルエンザの時期が近づいてくると、クライアントや医療事務の方から「マスク姿で仕事をすることについて」のご相談をいただく機会が増えます。 一般的な基準がないので、医療事務の方は医療機関の考え方に従うしかありませんが、私の意見も交えてお話ししていきたいと思います。 マスク問題は医療事務だけ。看護師では話題にならない...
先月からクライアントのクリニック様で新人教育の現場を見ているのですが、新人スタッフが3名同時期に入社していることもあり、たくさん気になる対応がでてきます。 新人スタッフは3名とも20代であるため、同年代には違和感がない可能性もあるのですが、癖になっている話し方についてお話したいと思います。 「大丈夫です」症候群 患者様...
御侍史や御机下の表現からもわかる通り医療業界では医師に対して非常に丁寧な表現を使用します。 例えば紹介状のあいさつ文で使用される「平素より大変お世話になっております」や、最後に記載される「ご高診の程何卒よろしくお願い申し上げます」という結びの言葉は、医療業界では常套句です。 医療事務の方が仕事上、お目にかかるのは紹介状...
クリニックの医療事務の仕事には電話対応が含まれます。 予約制のクリニックではなかったとしても、「自分の症状をみてもらえるのか」とか、「こういう場合はどうしたらよいか」など、電話でいただくご質問にも対応していかなければなりません。 電話でいただくご質問もかなりのパターンが考えられます。 症状への対処に関する緊急要件はドク...