医療事務は年齢よりキャリア!長く働きたい人へのアドバイス

医療事務の資格取得を考える方にとって、「医療事務は年齢を重ねても勤務できる職業だ」という要素は非常に魅力的だと思います。私が考えるに、これは半分本当で半分は嘘だと思います。

医療事務は経験が物言う世界ですので、年齢より経験が優先されるケースは一般的な事務職と比べると多いと言えます。

しかし、どこの業界でも、どの職種でも同じことが言えると思いますが、キャリアを工夫できなければその通りにはなりにくいです。

本日は「年齢を重ねても就職に有利な医療事務になることができるのか」ということを考えてみたいと思います。

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病院とクリニックの違い

まず1番先にしなければいけない選択は、クリニックと病院どちらでキャリアを積んでいくのかということです。 医療事務の働き方でこの2つは大きく違います。

私は大病院へのコンサルティング経験がほとんどないので、病院で医療事務経験がある方から聞いた話が主になってしまいますが、ざっくりとしたイメージでお話すると、幅は狭いが専門的な仕事が病院には多く、クリニックは幅広く行うというスタンスです。

当然求められるスキルや優先順位も変わってきますので、下記の要素も考えながらどちらでキャリアを積むかをお考えになるもの、今後のキャリア形成に役立つのではないでしょうか。

病院勤務で考慮すること

私は普段東京におり、仕事でもあまり関東圏を出ることはありませんが、東京近辺には通勤できる範囲にたくさん病院があります(当たり前といわれればそうなんですが。)ご自宅から通うことができる病院がたくさんある場合は病院という選択肢もよろしいと思います。

医療業界は基本的には入れ替わりが激しい業界ですので、経験者で仕事の内容を選ばなければ就職はそこまで難しくはないでしょう。

ただし、病院の場合はクリニックと比べ様々なお仕事がありますので、希望する仕事につけず積みたいキャリアが積めなかったり、行いたい仕事に空きがないという可能性がありますので、病院で働く場合はこの部分を考慮しなくてはなりません。

参照:クリニックの医療事務を目指す前に確認して欲しいこと

ご主人もしくは家族に転勤があるならクリニック勤務を

ご主人や一緒に暮らしているご家族に転勤の可能性がある場合、クリニックでのキャリアを優先されることをお勧めします。

地方によって数は異なりますが、クリニックはそこそこの数がありますし、たとえ科目が違ってもクリニック経験者として優遇されることがあるからです。

「医療事務として様々な科目に対応できるようにしたい」とお考えの方も、クリニックで経験を積むというのは1つの選択肢です。「もっと高度な医療に携わりたい」とお考えの方もいらっしゃると思いますので、そうお考えの方は病院の選択肢になるでしょう。

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クリニックで経験を積む人が考えるべきこと

前述した通り、ご主人や一緒に暮らしているご家族に転勤の可能性があるのなら、クリニックでのキャリアを優先されることをお勧めしています。

病院での医療事務とクリニックでの医療事務は仕事の質が大きく異なります。おそらく重要視されるスキルも少し違うのではないかと考えられます。

クリニック経験者の優遇

クリニックでは、たとえ同じ診療科の経験がなくても、クリニック経験がある方を優先する傾向にあります。

他科の経験でも十分応用可能なものもありますし、クリニックという業態をわかっている方は小回りが利くので重宝されることが多いのです。

診療科目はどうしたら良いか

クリニックの場合、複数診療科目の場合が多く、内科と皮膚科を1名の医師が診るというのはざらにあります。複数の診療科目を標榜していても、主となる標榜は決まっていることが多く、上記の例でいれば主に内科だったり皮膚科だったりします。

初めて医療事務のお仕事をされるのであれば科目を気にする必要ありませんが、もし科目選ぶことができるなら内科を選ぶのが無難です。内科を行っているクリニックは多く、レセプトのレベルも高いので、他科への応用もききます。

もちろんそのほかにもクリニックを選ぶ基準はあると思いますので、あくまで他の部分が同じならという前提でのお話です。就職するクリニックを選べるなら、院長先生のお人柄やこれから一緒に働くスタッフまで考慮し、最終的な判断をしましょう。

柔軟な姿勢が大切

クリニックはルールが未完であることが多く、四角四面な対応は歓迎されません。
院長先生やスタッフの皆さんに対しても、患者さんに対しても言えることですが、柔軟な姿勢とある程度の臨機応変な行動が求められます。

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クリニックに勤めたら行うべきこと

あなたがクリニックに勤めることになったら、まず下記2点を心がけましょう。

経営感覚を磨く努力をする

クリニックといえど利益を上げていかなくてはいけません。たまに「正しいことをしているんだから儲けは二の次でいいじゃないか」と主張するスタッフがいますが、それならあなたが経営者になってそれを行ってください。

院長先生のお考えによって、どの程度利益を追い求めるかはかわりますが、そのような考えを表に出さずに患者様に対応しながらも、患者様を1人でも多く診る為にはどうしたら良いかという視点で物事を考えるクセをつけ、経営感覚を院長先生に合わせてください。

レセプトやりたいとアピールする

特に医療事務の経験が浅かったり、他科のレセプト経験がなかったりすると、ベテラン社員がレセプトを行い、他のスタッフはそれ以外の雑用を片付けるという傾向があります。

「レセプトやらなくていいから早く帰れる」と喜んでいるスタッフを見かけることもありますが、技術を磨くということはそんな簡単なことではありません。

むしろサービス残業をしてでもどんなレセプトのやり方をしているのかを見て学んでください。きっと見えてくるものがあります。

クリニック専門医療コンサルタント。
都内クリニックの事務長を11年経験し独立。
現在は関東圏のクリニックへ人材教育と採用活動を通したコンサルティングを行っている。医療事務・看護師の面接回数は合計800回を超える。

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