良い人間関係を築き医療事務のスキルを高め自分を成長させるには

「人間関係がうまくいかない」という理由は退職理由のトップです。それだけ多くの方の悩みともいえます。

今回は方法論というよりは精神論寄りの記事ですが、「良い人間関係」を意識して仕事をすることでスキルを高めるにはどうすれば良いかをお話します。

Contents

人間関係の正体

結論から申し上げれば、まわりに流されて人間関係を作っていては、人間関係が上手くいくことはありません。

人間関係を作るために友人になる、話を合わせる、休みの日に出かける

はっきり申し上げてこんなことは時間の無駄です。

医療事務は女性が多い職場です。性別で分けるのは正しくないかもしれませんが、女性の職場では、「同調しない人を囲んでいびる」という行為も管理者に隠れて行われていることがあります。

院長先生がどんなに良い方でも、同じ職場で働く看護師や医療事務の中には、このような方がいる可能性も否定できませんが、そんなつまらない人間関係に巻き込まれる必要はありません。

つまらない人間関係に巻き込まれそうになったら

そんなときの解決方法は「自分のやりたいことは譲らないこと」つまりもっとエゴに生きて良いのです。

思考停止してまわりに流されて無理に同調しても疲れるだけです。自分の成長を妨げることは極力しないに尽きます。

一方で人間関係は必要です。「ひとりでも大丈夫」と孤独を肯定する方は1人で働いてください。

人間関係はどんな仕事をする上でも必要ですが、一方で依存してはいけません。では「良い人間関係」とはどのようなものなのでしょうか。

良い人間関係とは

人間関係は仕事をする上でも自分を成長させる上でも重要ですが、それは良い人間関係を築いていることが前提条件です。

良い人間関係とはお互いが高めあうことができる関係です。

表現が男性的で申し訳ありませんが、わかりやすく言うと「あいつがこれだけ情熱を燃やしてがんばっているんだから、自分もそれに答えてやろうじゃないか」

こんな関係です。

良い人間関係をどこで作るか

自分を成長させる為には自分よりレベルの高い方、知識のある方と仕事をするのが1番です。職場内でそのような相手を見つけられるならそれにこしたことはありません。その時は常に1つだけ自問自答するようにしてください。

貴方が先輩社員に仕事を教わるとき、教わる側の貴方は真剣と言えるでしょうか?指導する立場である場合は真剣に教えているでしょうか。

関連:クリニックで人間関係が上手くいかないときに効果的な方法

「職場内では見つからない」という方は、自分のクリニック外で見つけるという方法があります。

医療事務であれば、医師会などの外部機関が主催するレセプトの勉強会に積極的に参加して、医療事務のこと、レセプトのこと、他の医療事務のこと、他院の仕事のこと、どのように日々スキルを高めているのかということについて話を聞きましょう。

今よりもスキルを高めたり、クリニック内で発生している問題を解決するヒントを得ることができるかもしれません。

特にクリニックの医療事務は閉鎖された関係で仕事を行いますので、他のクリニックで同じ仕事をしている方と良い人間関係を築くことができると良い目標ができます。

自分よりスキルが高い方と人間関係を築くときの注意点

医療事務としてスキルの高い方と人間関係を築くときに1つだけ注意していただきたいことがあります。

それは「引き立て役にならない」ことです。

あなたが尊敬する方ですから、スキルだけではなく人間力にも優れている方でしょう。「相手が少しでも自分を認めてくれるように」と、自ら引き立て役になってしまっては、この方と良い人間関係を築くことはできません。

認められるためには、その方との関係を生かして自分のスキルを上げることが1番です。

最後に

クリニック内で良い人間関係を築きたいばかりに、まわりに同調して自分を押し殺している方も多いと思います。しかし、本来であれば仕事の方針などに異を唱えることは決して悪いことではありません。

異を唱えた方を片っ端から矯正していったとしても、その組織は長い目でみたとき良い結果は生まれないでしょう。

良い人間関係を築けないときは、クリニックを退職するというのも1つの手段ではありますが、異を唱えて批判されてもめげない強さを身につけて欲しいと思います。

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