医療事務未経験の面接で資格の勉強をしていることを話す時の注意点

クリニックで医療事務未経験の方の面接を行うと「資格の勉強していること」を強みにされている方が増えてきた印象です。現在資格を取得しているのならまだしも、勉強中であることをアピールすることにはリスクを伴いますので、相手に与える印象を考えながら上手く使いましょう。

医療事務の資格の難易度は世の中的に決して高い方ではない

医療事務の資格は様々ですが、診療報酬請求事務能力認定試験を除けば全体的に難易度は高くなく、多いものでは月に1回程度試験が行われているため、「未取得だが頑張っている」ことがアピールになるのかは怪しいものがあります。

やる気や勤勉さをアピールすることはできるかもしれませんが、面接で「資格を勉強中であること」を話すときは、強くアピールするとかえって逆効果になることを念頭に置いておきましょう。

取得予定日は必ず定めること

それでも医療事務の資格を「勉強中」であることをアピールしたいのであれば、最低限、資格取得予定日は決めておくべきです。いつ資格を取得できるかもはっきりしない状態では、口先だけで行動が伴っていないと解釈されても仕方がありません。

「取得予定日を宣言して試験に落ちたらどうしよう・・・」と心配している方は、まずは取得に向かって全力を尽くすべきです。

万が一取得できなかったときは、次の試験で間違いなく取得できる状況を作っておけば、採用された後しばらく無資格であっても恥ずかしい思いをせずに済みます。

ただし、資格手当の支給要件を満たさないことは考えられます。

まだ何も始めていないならアピールしない方がマシ

実際のところ、面接を受ける段階で「資格を取得しようか迷っている」という方もいらっしゃるでしょう。最近はこのような状態の方が「現在勉強中です!」と無理なアピールをしてくるケースを多く見かけるようになりましたが、そのような気合いだけの面接対策をしても良い結果にはつながりません。

「勉強中」とアピールすることで、まず話の辻褄は合わなくなりますし、取得予定の資格をすでに取得している方が院内にいらした場合は、勉強を始めていないことはすぐわかります。※というか勉強を始めているか、どこまで進んでいるかの簡単なヒヤリングはどのクリニックでも行っています。

それならばいっそ「診療報酬請求事務の資格の取得を考えているのですがこちらでは必要でしょうか?」というように、逆質問で医療事務の資格の位置づけを確認し、会話の中で「(数ある中で)どの資格を取れば良いか」というスタンスで話を進めてしまいましょう。

こちらの方が前向きにクリニックの方向に合わせているなと言う印象になるでしょう。

実際未経験で資格の勉強を行っている医療事務より、クリニックの方向性に合わせて成長していける医療事務の方が印象は良いと思います。

まとめ

医療業界は一般的な株式会社と比べるとかなり異質な文化がありますので、未経験で医療事務になるときは、わからないことだらけで不安も多いと思います。

この記事の一番下に、クリニックでの医療事務の仕事内容も記載しておきますが、そもそも同じ診療科であっても、クリニックごとに行うことや担当が異なり、ここに医療機関の規模という要素も入ってくるので、新しいクリニックでの仕事は経験者でも始めた当初は苦戦するケースもあります。

クリニック側も未経験で採用するのですから、さすがに初日から戦力になるとは考えていないと思いますが、未経験でも採用される医療事務の共通点は、わからないなりにクリニックの求める人物像に方向性を合わせられていることです。

そもそも医療事務資格の重要度がそこまで高くないクリニックもたくさんあると思いますので、医療事務の資格を取得している方であっても、それを1番の強みとすることでかえって安くみられてしまうことにもつながります。

資格取得予定日が近いわけでもなく、まして、取得予定も決まっていない状態では、アピールにならないこと、むしろアピールしているつもりが、悪い方にアピールしてしまっていることはご理解いただけたと思います。

面接で資格関連のアピールを行うなら、1番目の強みとしないことがポイントです。

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