医療事務の面接が30分で終わってしまった…不合格?

少し久しぶりの記事更新になってしまいましたが、医療事務の面接の時間についてご相談いただきましたので、面接にかかる時間についてお話ししたいと思います。

ご相談いただいた方は30代前半の女性、医療事務は未経験の方でしたが、第1希望のクリニックの面接が30分弱で終わってしまったことを不安に思いご連絡いただきました。

私の面接にかかる時間の考え方についてもお話ししたいと思います。

Contents

どのくらいの時間がかかるのか

医療事務の面接と一言で言っても、面接にかかる時間はかなり違います。

100床クラス以上の病院であれば人事部に相当する部署があったり、採用を行う手順が整っていますが、

クリニックや小規模な病院ですと、採用活動は院長先生や現場のスタッフが兼任していることもあり、診療後の面接ともなるとその面接時間は短くなる傾向にあります。

基本は1時間

まず、前提条件として、面接の所要時間は通常1時間程度です。スケジュールを設定する際は、面接時間1時間、待ち時間がでることも想定して合計1時間半程度をみておくと良いでしょう。

「1時間」という時間設定は、面接でかかる時間としては最もスタンダードですし、これだけの時間があれば面接を行う側も十分話を聞くことができます。

特に社会人経験がある方の場合は、転職した理由や志望動機などの基本項目に加え、仕事を始めてからの業務内容を詳しく解説する時間まで取れると思います。

1時間以内の面接もよくある

「面接の時間が1時間」というケースは、職務内容が医療事務でなくてもよく使用される設定時間ですので、違和感はないかもしれませんが、医療事務の場合は1時間以内で終わる面接もよくあります。

ご相談いただいた方のように、30分程度で面接が終わってしまうと「見込みなし」のような印象をいだく方も少なくありませんが、面接時間が短いから不合格とは限りません。

面接時間が短い理由をいくつかご紹介します。

面接の設定時間がそもそも短い

特にクリニックでは良くあるケースですが、そもそも面接の設定時間が短いことが考えられます。

通常面接にかかる時間は事前に通知されると思いますが、中には前もって所要時間の目安を伝えなかったり、長めに伝えている場合もあります。

所要時間の目安を伝えない=面接を受ける方への気遣いが足りない
所要時間の目安を長めに伝える=求職者への気遣い
というポイントを、就職する医療機関の判断材料の1つとするのも良いかもしれません。

短い場合の面接時間

「それなら何分ならセーフなのか」

という質問もあるとおもいますので、あくまで目安ではありますがお話ししておきます。

いくら面接時間が短いといってもさすがに10分以内ということはないと思いますが、私が知っている中では15分程度で行うクリニック様もあります。

15分では経歴を詳しくお伺いする時間もありませんので、その方の雰囲気やコミュニケーション力が判断材料に占める割合が多くなります。

未経験の医療事務採用の場合ですと、前職の経験より話し方や雰囲気を重要視していることもあります。

結果が確定した

面接時間が短く結果が決定した場合は必ず不合格かというとそうでもありません。

ここからお話しすることは、私の場合のお話で、他の面接官の方に共通するかどうかはわかりません。1つの参考としていただければと思います。

 

私は未経験の方の面接ですと最短15分程度でおわりますが、面接時間が短い方はそれだけご自身に関する情報を整理できており、経験者、未経験者問わず今後を期待できそうな方が多い印象です。

逆に、面接中に不合格が決定してしまった場合でも、特に未経験の方の場合は医療事務に悪いイメージをもたれないように配慮しますので、できるだけお話ししやすい環境を整え、伺える範囲で仕事以外のお話もするように心がけてします。

そのため、その場で合否が決まっていたとしても結果を悟られる要素は極力排除しますし、あからさまに面接時間が短くなることもありません。

まとめ

面接の時間だけで合否を決めるのは早いと思います。

ただ、面接時間が短かったことが気になる方方の多くが、「面接中答えに詰まる」など、何らかの思い当たる不合格要素があるのもまた事実です。

面接の時間が短い理由はいくつも考えられますし、短い時間の中でも最高のアピールができるよう準備をしていくべきではあります。

もし「自分の話が長くなる傾向にある」と感じる方は、転職の理由や志望動機、ご自身のストロングポイント(強み)を的確に話せるよう練習してから面接に臨みましょう。

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