医療事務は様々なバックボーンを持っている方がおおいためか、中には一生懸命やっているけれど仕事ができないという評価を受けている方もいます。
私が見る限り、仕事ができないというより要領がよくないといった方が正しいこともあるきがするのですが、
このような方はどうしたら良いのでしょうか。
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評価が悪い人の特徴
たとえ「仕事ができない」と評価されていても、自分の誇れるところがあればいい。
私はこのような相談をいただくといつもこのような回答をしています。
人それぞれ成長の速度は違います。
「できるようになりたい」という意識がない方は論外ですが、一生懸命やっているけれどなかなか結果が出ない方には、やり方を考えながら「できるようになりたい」という意欲をみせるべきでしょう。
まわりからの評価は関係ない?
スタッフと面談を行っていると、「自分は一生懸命頑張っている!」と、自己評価だけで片づけてしまう方もいらっしゃいますが、私は他人からの評価も気にするべきではないかと思います。
まわりからの評価が高く「仕事ができる」と評価されている方の中にも、裏ではいい加減な態度をとったり、他の人の悪口を言っていたり、人によって態度をコロコロ変えているスタッフもいると思います。
そのため、「まわりの評価がすべて正しいわけではない」という主張も一理あるとは思います。
<参照>
疑心暗鬼になっている
こうような主張をされる方の多くは、自分への評価の正当性を疑問に思っており、正当な評価なのか疑心暗鬼になってしまい、「まわりの評価なんか関係ない」という考え方に至ってしまうのではないでしょうか。
周りから評価が悪くても仕事はできますし、自分の尺度で成長できていると実感しているのであれば、それも1つの評価方法だとは思います。
しかし、組織に所属する以上、評価は必ずまわりからされるものですから、「必要ないもの」と割り切ってしまうのはもったいない!良いに越したことはないのですから。
自分の長所を見つける
「まわりからの評価は関係ない」という態度をとっているスタッフに限って、実はそのことを気にしているなんてことがよくあります。
評価を得られない組織の中で長期間働くことは苦痛ですし、成長意欲もだんだんとなくなってきます。
思うところはあると思いますが、その環境下では、精神衛生上よくありませんし、パフォーマンスが上がるとも考えられません。
このような状況になっている方は、まず自分の長所を見つけてみましょう。
志望動機や自己PRで使用する自分の「売り」になる部分をもう1度整理するのです。
できることリスト化する
仕事ができないと評価されている人にこのお話をすると「私に長所なんて…」というお答えをいただきます。
まわりからの評価が良くないと、自分の長所を見つけるのは難しいかもしれません。
そんな時は、まず自分の「できること」をリスト化しましょう。
どんなに小さなことでも構いませんのでまずは書き出してみてください。
できるリストから負けないを探す
書き出した「できること」から、これなら負けない、もしくは負けないになりそうな可能性があるものを選びます。
まずは「ここだけは他の人には負けない」になりそうなところを強化することに全力を注ぎます。
<参照>
出来るのは長所をのばすこと
「仕事ができない」という評価をもらっていると、真面目な方ほどできない部分を埋めようと必死になります。
入職して2,3か月の時期であればそれでも良いと思いますが、ある程度の年月が経っているのであれば、長所を伸ばす方が先です。
全体的には「仕事ができない」かもしれませんが、得意なことを努力することにより、評価を「ここだけは得意だよね」い変えることが第1歩です。
努力が実り、それが実績になれば、自分の方向性に希望が持てます。
短所を克服するのはこの段階になってからでも良いのではないでしょうか。