書類選考を突破し面接を受け、後日クリニックから二次面接の連絡をいただいたら、その日まで二次面接の対策を行いましょう。
なぜならクリニックの面接を3度以上行うことは稀だからです。
実質二次面接が最終面接ですので内定まであと一歩と考えてください。
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二次面接を行う理由
私が普段クリニックで面接をする場合は二次面接を行うことはありませんが、下記2点の場合は二次面接を設定することがあります。
二次面接に呼ばれるということは1回目の面接の結果は良い評価だったということですので、呼ばれた理由はどうであれ自信を持って臨んでください。
競合がいる場合
まず、複数人最終選考に残っており、どの方へ内定を出すか迷っているケースが考えられます。
採用人数によっても変わりますが、多くても競合は1枠に3,4人程度と考えて良さそうです。
欲を言えばライバルに差をつけたいところではありますが、どういう方が最終選考に残っているかの情報を得るのはなかなか難しいと思いますので、自分の強みを整理して再度アピールすることを心がけましょう。
どのようなことをするべきかは次項の二次面接対策をご覧ください。
及第点である場合
こちらの場合は競合はいないので自分との戦いです。
「ほぼ合格なのだけれど引っかかる点がある」という状況が多く、好印象であることは間違いないでしょう。
たくさんの方と面接を行っていると、面接官も自分の直感を信じられなくなることもあるので、どこかが悪かったわけではなく、単純にもう1度話して印象を確かめたいという場合も十分に考えられます。
「対面は強そうだがPCスキルに不安が残る」
「経験者ではあるが経験者枠として採用するにはスキルが足りない」
このような場合も及第点となりますが、実際にはここまで単純ではありませんし、一朝一夕で身につくものではないことが多いので、あまり気にしすぎないようにしてください。
二次面接対策
面接担当者と1度お会いしているはずですので、1回目の面接で話した内容をきちんと思い出しておきましょう。
メモをとっていたり、面接の記録があればなお良いですが、最低でも以前とは異なることを話さないようにしましょう。
参照:面接が苦手な方必見!面接を録音して反省点を生かすという提案
そして、何より二次面接に呼ばれたということは認められた証拠ですので自信を持っ臨んでください。
面接官が変わる場合
最終面接だけに、面接の担当者が変わる可能性もあります。クリニックであれば院長先生であったり、医療事務の先輩社員、もしくはその両方の可能性もあります。
それぞれについて対策を立てておくのが良いでしょう。
院長先生の場合
相手が院長先生の場合は特に他のクリニックよりこのクリニックを選んだことを重視される場合が多いので、「何故このクリニックを選んだのか」という点を具体的に話せると良いでしょう。
「仲が良さそう」「院内がキレイだから」では他の候補者と変わりませんし、「このクリニックで働きたい」とアピールするには弱いので、そのクリニック特有の特徴を見つけ、自分なりの考えを加えて話すと良いでしょう。
特に比較的遠くから通勤する予定の方は、ご近所のクリニックの医療事務の募集ががあるはずですので、通勤時間をかけてでもこのクリニックを選んだ理由を明確にしましょう。
医療事務の先輩社員
クリニックの主任クラスが面接を担当する場合もあります。
1回目の面接で担当者が面接を行っている場合は、この先輩社員と1対1という場面は考えにくく、1回目の面接官が同席するのが普通です。
現場の方が重視するポイントは、「医療事務としてどこまでスキルがあるか」「一緒に仕事をしやすいか」「細かい部分に目が行くか」「教えたことをきちんとこなせるか」という点ですので、以前の職場で真剣に仕事に取り組んでいたという話が効果的です。
参照:医療事務経験者の面接の志望動機で特に重要!前職の困難を語る