医療事務に必要なプレゼン力はロールプレイングで身に付ける

医療事務で必要な能力はなんでしょうか?

PCスキル?レセプトの知識?もちろんそれも必要なのですが、多くの医療事務の方へ是非身につけて欲しい思うのはプレゼンです。

これはロールプレイングという方法で身に付けると早く身に付き、患者様への接遇レベルを劇的に上げることができる方法なので、ぜひ医療事務の皆様には行っていただきたいと思っています。

プレゼンができるメリットとロールプレイングの具体的な方法も一緒にご説明します。

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医療事務でプレゼン??

プレゼンなんてしないけど??

とお考えの方のほうが多いと思いますが、広い意味では患者様に案内をしたり、ドクターに報告をしたりといったアウトプットの業務は全てプレゼンです。

その内容が整理され要点をつかんだものであったり、プレゼン内容に質問がきても即座に答えられる理解力であったり、こういった要素を全て総合して「プレゼン」です。

プレゼンできるメリット

患者様への説明もそうですが、特にドクターや看護師とのやり取りで重宝します。

特にドクターは頭の良い方が多いので、報告時間は極力短く要点をまとめて報告するのが理想です。

また、報告内容の中で特に気になった部分には質問が来ますので、その質問に即座に答えることができれば、あなたはきっと一目置かれる存在になるでしょう。

クリニックではレセプトなどの医療事務の仕事以外にも、院長先生や事務長様と連携を取りながら行う仕事が多数あります。

院内のクレーム、医師会からの問い合わせ、患者様からの問い合わせ・・・・

院長先生としては全て把握しておきたいところですが、それでは時間がかかってしまう為、必要な情報を整理して手早く報告してくれるスタッフは重宝するというわけです。

録音かロールプレイングでプレゼンを身に付ける

プレゼンできるようになるためには、情報の整理、予測、話し方の3つが重要です。これらを下記2つの方法で身に付けましょう。

録音する

私が行った方法でもあるのですが、例えば検査を受けた際に行っているルーティーンの説明を一度録音してみましょう。 どなたでも話し方に癖があり、直した方が良い点が見つかります。

詳しいやり方は別の記事でご紹介します。

ロールプレイング

もう1つはロールプレイングという方法です。

営業職の方はトレーニングの一環としてよく行いますが、クリニックで研修にこれを用いているところはあまりみかけません。

やり方は簡単で、1名がクリニックのスタッフ役、もう1名が患者さん役をやります。

患者さん役は自分の症状を説明し、スタッフ役の返答に対して詳しく質問します。
それに対しスタッフ役の方の答えにさらに質問し「なんで?こういう場合はどうなるの?」など少し担当したくないような患者様を演じてもらいます。

評価の主たる内容は質問内容に関して的確に答えられたかですが、話すスピードや話し方などを総合的に指導し合うと患者様対応は劇的に伸びます。

トレーニングをしたい人をもう1人用意する必要がありますが、2人で行うので相手の意見と良いところを取り入れることもでき、1人で行うより効率的です。
ただし、厳しくしすぎてケンカしないように気を付けてください。

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