6月はボーナスの時期ですので、ボーナスを支給された後に退職しようとする方が増える傾向にあります。
応募が多い時期は、書類選考を行うクリニックも多くなるので、「書類の出し直しは可能か」「趣味は何を幾つ書いたら良いか、選考に関係するのか」のような、
書類選考の素朴な疑問にお答えしていこうと思います。
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書類選考の出し直し
書類選考のために履歴書と職務経歴書を投函したのですが、帰ってから見直したところ、「書き直した方がいい」と感じました。もう1度送ったほうがいいですか?
履歴書と職務経歴書を投函してした後で、送付した書類を読み返してみると「もっとこうしておけばよかった」と思うことがあります。
この場合、書類を後から投函するものに差替えることはできるのでしょうか。
結論から申し上げれば、出し直しをすることは可能ですが、デメリットの方が大きくなる可能性があります。その為、実行されうかどうかはご本人次第でしょう。
出し直しのデメリット
書類の出し直しが、吉とでるか凶とでるかは、どこを修正したいのかによります。
住所や生年月日など個人情報に関わる部分の変更であれば、修正点を明らかにしたうえでもう1部送付しても良いでしょう。
一方で志望動機や自己PRなど、選考の核になる部分を変更する場合や、大幅に変更を加えたいと考えている場合は、修正するデメリットの方が大きいと考えます。
普通郵便で投函した場合、以前送付した書類を差し止めにすることはできませんので、修正前と修正後の書類を比べて読まれてしまうのはデメリットでしかありません。
修正箇所も明らかになってしまいますので、修正前のものを含めて色眼鏡で見られがちです。
このように考えますと、書類の出し直しは良い手段とは言えません。
面接で志望動機を変えるという方法
上記のデメリットを考えると、投函した書類を出しなおしたい衝動にかれれても、できることは、書類選考を通過できるように祈ることだけです。
書類選考を通過できなければ諦めるしかありませんが、運よく書類選考を突破されたのであれば、できる対策は面接で話す志望動機を考え直すことです。
履歴書の志望動機と面接で話す志望動機が異なっていても、おっしゃっていることが大きく変わらなければ違和感はありません。
志望動機が変わっても良い理由
志望動機や自己PRに使用するご自身の強みは複数ありますし、強みに説得力を出すエピソードも数多くあるはずです。
また、面接はコミュニケーションですので「話の流れ」があります。
エピソードなどは流れの中でウケが良いものを選べるくらいまで余裕を作るというのもいいでしょう。
面接官によって多少差はあるかもしれませんが、提出した書類の内容から大きくかけ離れていなければ「入念に面接のための準備をしてきた」という評価につながるかもしれません。
履歴書の趣味の数は幾つが適当か
このご質問を頂くまであまり考えたことはありませんでしたが、ベストな個数ということでお話しますと2つ記載するのがよろしいと思います。
履歴書の趣味・特技の内容が直接選考にかかることはありませんが、一般的ではない趣味、継続にかかる金銭が高い趣味は避けた方が無難です。
また、読書や映画鑑賞などを記載する場合は、どういった作品が好きなのかという点を補足で記載する方法も良いと思います。
趣味・特技欄の書き方は下記の記事に詳細をまとめていますのでご参照ください。