医療事務は恵まれた職業?!景気が良ければ他の業界へ転職すべきか

クリニックで医療事務をしています。未経験で就職して3年目ですが、転職可能なら他の業界の仕事をすべきでしょうか?アドバイスをおねがいします。

※頂いた質問は一部内容を整理して掲載しています。

クリニックの医療事務の方からご相談いただいた内容ですが、ご本人から許可をいただいたので、記事にさせていただきました。

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医療事務は恵まれた職業か?

ご相談いただいた方は20代後半の方で、このまま医療事務でいることに不安を覚えていらっしゃいました

同じようなお考えの方も多いのではないかと思いますが、恵まれているかどうかは比べる対象や個人の置かれている状況により変わってしまうため、仕事の特徴を見ながら考えてみましょう。

ハードで給料は安くて週末に休めない

「楽で給料が高い仕事」業種が変わっても、こんな都合の良いものがあるかはわかりませんが、

他の職業と比べ、医療事務の仕事は決して楽な部類でも、余裕のある職業でもないと思います。

給料の相場もそこまで高くはありませんし、週末に休んだり、有給休暇を合わせて旅行に行ったりといった生活はしにくいでしょう。

参考:『給料が安くても医療事務が人気職業なのはなぜ?

週末休みの友人と予定を合わせて出かけられ、前もって申請すれば仕事を休んで旅行にも行けて、仕事のあとはアフタ-6を楽しむことを重視している方にとっては、あまり魅力的とは言えないかもしれません。

景気に左右されず転職が容易で地域を選ばない

仕事に何を求めるかは人それぞれですので、「何が良い仕事なのか」に関しては様々な意見があると思いますが、比べる対象によっては恵まれていることもあります。

この記事を書いている2018年6月現在は、好景気の部類にはいり、労働市場は「売手市場」となっています。しかし、この状況がいつまでも続くはずがありません。

転職先が中小企業だと、景気が悪くなり、労働市場が「買い手市場」になったころには、景気の煽りを受けて最悪倒産の危機なんてことも考えられますが、医療機関はよほどのことがない限り生き残ります。

3年以上は経験がほしいところではありますが、その経験を元に、他の医療機関へ転職することも可能ですし、

将来的に故郷へ戻ったり、パートナーの仕事の状況に合わせて、パートなどの雇用形態を選ぶことができるなどの恵まれた点もあります。

<参照>

給料相場が安くても医療事務が人気職業なのはなぜ?
女性に人気の職業でトップクラスの医療事務ですが、正社員であっても給料の水準は安いです。「給料が高いか安いか」は大切ですが、目先の利益だけではなく、女性の将来を考えると、ご主人の転勤や子育てに対応できる等、医療事務が人気の理由が見えてきます。

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20代や30代は売り手市場なら転職か

医療事務から職種を変えることは簡単ではありませんが、売り手市場と言われている転職市場であれば、特に20代、30代の方でには他の業界へ移るチャンスでもあります。

通常クリニックは余剰人員を抱えていないので、転職は歓迎されないかもしれませんが、

転職で新たなキャリアを積むことが、今のクリニックで働き続けるより有意義であれば、1つの選択肢にはなり得ると思います。

また、数年医療経験がある方は、転職先の仕事内容にミスマッチがあった場合、また別の医療機関で医療事務の仕事を探すこともできます。

条件面が悪くなる可能性があり、新しい医療機関のやり方に慣れる必要もあるため、最終手段と考えてください。

別の医療機関の医療事務ではダメなのか?

医療業界以外で転職したいとお考えの方も、行動に起こす前にもう1度考えていただきたいお話があります。

それは、「別の医療機関の医療事務ではダメなのか?」です。

売手市場の2018年6月現在では、医療事務の募集を出しても、応募者の数は減少傾向です。

医療事務経験者であれば、そのスキルが1番発揮できるのも医療事務ですので、

医療業界が嫌いになってしまった方でも、他業界へいくより、別のクリニックや病院の医療事務になられた方がよいのでは?とも思います。

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結局何をやりたいかじゃないか?

他の業界に転職するか否かは、ご質問者様の自由でよいと思いますが、結局はどんな仕事がしたいかをいかに真剣に考えるかであると思います。

「医療事務が嫌だから別の業界に転職したい」という後ろ向きな理由だけで転職しても、転職先で輝ける未来を思い描くのは難しいのではないでしょうか。

「医療事務以外の仕事がしたい」とお考えなら、「では何をやりたいのか」「どんな仕事がいいのか」「何を優先にするのか」をもう1度よく考えて行動されることをお勧めします。

クリニック専門医療コンサルタント。
都内クリニックの事務長を11年経験し独立。
現在は関東圏のクリニックへ人材教育と採用活動を通したコンサルティングを行っている。医療事務・看護師の面接回数は合計800回を超える。

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