あなたのクリニックにもいる!?クソ上司のタイプ別攻略法

医療事務は女性が多いということもあり、クリニックでも人間関係を大切にした方が働きやすい環境を作りやすい傾向にあります。

でも、クリニックにもクソ上司・・・いるんです 笑

院長先生や事務長さんなどの管理者がこれに当たる場合もありますし、看護師や同じ医療事務の先輩であるときもありますが、

問題のある上長(=クソ上司)のタイプ別攻略法をお話ししていきたいと思います。

今回は「部下から見たクソ上司」をテーマにしています。

上司側に言い分があるのは当然ですが、管理職の方は自分の行動で思い当たる節がないかを確認することをお勧めします。

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クソ上司の定義

分類分けの前に、この記事でお話しするクソ上司を定義しなくてはなりません。

「仕事のやり方が至らな過ぎて、周りに迷惑をかけているのに威張り散らしている」

という方は確実にクソ上司ですが、

「人間的に問題はあるが、仕事で圧倒的な結果を出しているからケチのつけようがない」という方は、どう分類すれば良いのでしょうか?

ここは難しいところですが、「チームとしての医療を考えていない」という点ではクソ上司に該当しますので、

この記事ではそのように扱っていきたいと思います。

気難しい院長先生は?

クリニックでは、院長先生は組織のトップですので、これから挙げる項目が1つ、2つ当てはまっているからといって、クソ上司(クソ院長?)に該当するかは難しいところです。

というのも、1つ2つ当てはまるクリニックの院長は珍しくないからです。

タイプ別に対処法を提案しますので、まずは対処してみて、あまりにも非効率だとか、やってられない場合は、転職を考えるのも1つの手段ではあります。

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完璧主義タイプ

まず初めに挙げるのが、一点の曇りも許さない完璧タイプ。

ミスを必要以上に責めるので、部下は失敗することを恐れ、無難にいつも通りの仕事を行うことになります。

本来クリニックの医療事務は、患者様視点でサービスの向上を心がける職種ですので、いつも一定の機械的対応ではクレームの対象となってしまう場合もあるのですが、

このタイプ上司が見張っていると、失敗を恐れて小さなチャレンジすらできなくなり、改革が難しくなります。

この完璧主義タイプは、威張る系と威張った後ネチネチ系に分類されます。

怒鳴り散らす威張る系完璧主義

威張る系完璧主義はとにかく勤務中だろうがかまわず怒鳴り散らします。

本人だけではなく、ほかのスタッフへ聞こえるような音量で怒るので、他のスタッフからは「またやってるよ」と思われていることでしょう。

すぐに怒鳴り散らすタイプの上司は、クソ上司の中ではわりと見かけるタイプだと思われます。

(事例)お待たせしてしまっただけでキレる

私のクライアントの中に、看護師で一番社歴が長いスタッフがこのタイプだったクリニックがありますが、ミスがあると、

「なぜもっと優先順位を考えて動けない!」

と怒鳴りちらし、看護師も医療事務もその度に凍り付いていました。

診療後に行った面談で、「看護師の準備が行き届いておらず、患者様をお待たせしてしまった」ことが原因だとわかりましたが、

患者様は謝罪を受け入れてくださっており、怒鳴り散らすほどの問題ではありませんでした。

本来上長という立場は「仕事ができるように指導すること」が職務に含まれますので、責任の一端はこの上司にもあるのですが、ここに自覚がないというのが困りものです。

威張った後にネチネチ系

威張る完璧主義タイプの延長ですが、このタイプは、一通り怒鳴り散らしたあとに、恐ろしく説教が長くなります。

思いついたことを言っているだけなので、まとまりがないのが特徴です。

その内容は、指導というより「不満」に近く、一通り現状のミスの指摘が終わると、過去のミスを並べ立てて、「あの時もこんなミスをした」とまくし立ててきます。

きっとプライベートでも「根に持つタイプ」なのでしょう。

ネチネチが入る方は、異性同性問わず周りから好かれていないことが多いのも特徴です。

考えられる対策

威張る系・ネチネチ系のどちらも、怒鳴り散らす方は、臆病で器が小さい方が多いように思います。

完璧主義タイプは、「自分の中での完璧」を求めている方が多いので、その方の基準で仕事をして差し上げるのが上手くやるコツです。

クソ上司の世界を認めてあげる(フリをする)ことが重要です。

器が小さい方は、「できない」というレッテルを貼られることを異常に嫌いますので、ちっぽけなプライドを尊重してあげましょう。

「そのやり方では回らない」など、てこ入れが必要な場合は、下手に出ながら提案するようにしましょう。

自分のことを棚に上げるときは?

完璧主義クソ上司の中には、人にばかり完璧を求め、自分のミスは報告しない、自分のミスは無かったことにする、などの姑息な手を使ってくる場合があります。

向こうの方が立場が上ということを考えると、来るべき対決の時のために、「クソ上司が言っていることは間違っている」という相手のミスの記録を取っておきましょう。

対決時は別の管理職の方を間に入れて話し合っても良いと思いますし、院長先生などにそれとなく話してみるのもアリだと思います。

ミスの記録は、後々役に立ちますので、相手がいつどんなミスをしたのかを詳細に記録しておきましょう。

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まわりを振り回すタイプ

仕事がチームで動いていることを認識できず、常に自分中心。

意識しているかは定かではありませんが、大いにまわりを振り回すタイプです。

先輩社員程度であればどうということはありませんが、部門の責任者がこのタイプのクソ上司だと、部下は大いに苦労します。

全ては機嫌次第系

まわりを振り回すタイプにもいくつか系統が考えられますが、多いのが「全ては機嫌次第系」。

機嫌の良し悪しや、好き嫌いで物事を決めてしまうため、後々辻褄が合わなくなったり、言っていることがコロコロ変わることになります。

また、機嫌が悪い時は、「上手くいかないのは人のせい」になりがちなので、とばっちりを受けることもしばしば。

気分屋なところがあり、ルール化されることを嫌うので、放っておくと勤務態度がルーズになりがちな方もいます。

院長先生がこのタイプの場合は、秘書的な立場のスタッフが、機嫌の波を把握しながら上手くコントールする必要があり、

場合によっては医療事務がこれを兼務することになります。

私が王様だ系

プライベートの問題で機嫌が悪くなると仕事をしない程度のことであれば、鎮火するまで「時間」という薬を使いますが、

「私が王様だ系」のクソ上司は、機嫌の良し悪しに関わらず、しょっちゅう言うことが変わったり、平気でルールを捻じ曲げたりするタイプです。

通常スタッフ職の方は、院内ルールに基づいて仕事をしているので、通常ルール通りに仕事をすれば合格です。

患者様にマニュアル通りに対応することも、ルール通りに仕事をするということです。

責任者がこのタイプであると、院内ルールが責任者にとって都合がいいように変えられたり、その変更のせいで他の業務に支障をきたしても我関せずだったり、

とにかく振り回されます。

院内ルール変更自体に問題はない

院内ルールを変える権限がある方は、クリニックでは多くの場合院長先生ですが、業務の詳細を把握したうえで、より効率が良いルールへ変更するのは問題ありません。

「私が王様だ系」のクソ上司が問題なのは、業務をわかった気になっているだけで、その変更によってまわりに被害が発生することを理解できていないことです。

院内ルールの変更を行う=クソ上司ではありませんのでご注意ください。

ひとりで抱え込み系

責任感だけが強い上司に多く、仕事を振ることができないため、場合によっては勝手に爆発します。

抱え込んでひとりで処理できるのなら問題ありませんが、

ひとりで全てが出来るほどクリニックの仕事の範囲は限定されていないので、ギリギリになってまわりの手を借りることになります。

要領が悪いため、仕事をため込んでおり、期限間近の仕事をフォローしなければならないことも度々発生します。

ひとりで仕事はするので、部下が行わなければならない仕事の量は減るかもしれませんが、

人を育てる能力は皆無ですので、新人時代にこのような上司が教育担当だと、成長スピードが遅くなるので苦労します。

このような方が上司の場合は、見て学ぶしかありません。

仕事を行っている自分に酔っているので、「仕事をした感」だけはを出してきますが、部下からは尊敬を得られないことが多く、

フォローにまわる部下は仕事後のスケジュールにすら影響を及ぼすため、クソ上司の部類です。(怒って人に当たる上司よりはまだマシだとは思いますが。)

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いいところだけ持っていくタイプ

これは名前の意味そのままなのですが、何もできないのに自分の実績にしてしまうタイプです。

新しい企画などが立ち上がったときの責任者がこのタイプだと、実質的な仕事は2番手や部下がすべて行い、評価だけをかっさらっていきます。

口を挟まない系と勝手に口出しブチ切れ系に分かれます。

クリニックで新しい企画なんてあるの?

医療機関は一般の会社と比べると保守的に見えるかもしれませんが、クリニックとして新しい取り組みをしているところはたくさんあります。

新しいワクチンの接種を始めたり、新しい施術を始めたり、他のクリニックでおこなっていても、自分のクリニックで行うのは初めてという場面には度々出くわします。

クリニックで新しい施術を行う場合、クソ上司がどのような働きをするか見てみましょう。

クリニックで新しい施術を行うことになったとすると、

・その施術で何が治るのか?をどう伝えるかトーク例
・患者様へどのような方法でお知らせするか
・予約制の有無
・当日の案内方法
・リピートへの施策

といったことを一通り考えなくてはなりません。

こんな時に上に立つ方が「いいところだけ持っていくタイプ」だと、どのようなことが起こるでしょうか。

進行に口を出さない系

企画の本質を理解していないため、進行役としては役に立たず、よくわからないから、立場だけ上の方です。

多くが「何もできずにいるだけ」ですので、進捗などは聞かれるかもしれませんが、部下の仕事が増える以外には大きな問題は出ません。

口を出さない=出せないということは、自覚がある分クソ上司の中では被害が少ないでしょう。

中には「仕事はできないけどいい人」な上司もいるはずですが、出た実績を自分の功績のようにアピールするのであれば、被害は少ないといえどクソ上司の分類でしょう。

進行に口を挟む系

「口を出さない系」のクソ上司の場合は、自分の仕事量を増やすことで対処可能ですが、「口出し系」の上司はまわりを振り回してくるので、

同じプロジェクトを担当する場合は、さらに大きな被害を覚悟しなくてはなりません。

進行に前向きな意見をもらえれば良いですが、このような方の多くが、「え?そこですか?」という意見だったり、「今更言うな」感漂う見解を述べてきます。

対策はヨイショを忘れないこと。

人の仕事に口を挟むタイプは「自分の方が知っている」ということをアピールしたいだけですので、貴重な意見として扱いながら、その一部だけ取り入れたという実績を残しましょう。

勝手に口出しブチ切れ系

口を挟む系の延長にあるのが、「勝手に口出しブチ切れ系」です。

基本理論が「お前はダメだ」ですから、切れながら口出ししてきます。

的を得ていなかたとしても、怖くて指摘もできません。

感情的に怒りをエネルギーにひとりで突き進むのが特徴で、ひたすらまわりをギスギスした雰囲気に落とし込み、激しい消耗戦になります。

一通りブチ切れ、散らかすだけ散らかして、「あとは任せた」と言い残し帰宅なんてことも珍しくありません。

このタイプにはもう対処法といえるほどのものがないのですが、気分屋の一面があり、前日にブチ切れながら進めたことを忘れている可能性が大きいので、

何をどこまで進めたのかをまとめて、暴走しないようコントロールするしかありません。

その過程でメンタルの負担が大きくなることを避けるためには、クソ上司より先に仕事を放棄するしかないでしょう。

クソ上司がのさばるクリニックの問題点

クリニックの院長先生は、自分の言うことに逆らわない、なんだかんだスタッフをまとめている(ように見える)などの理由で、これらの「クソ上司」を頼りにしているケースがあります。

院長先生に対する態度だけではなく、仕事の仕方や部下に対する態度までを評価基準にすることが求められます。

離職率に大きく関わる

クソ上司のタイプにより傾向は異なりますが、クソ上司を中心に組織を作ると、離職率が高くなる問題が起きます。

特に現在20代の方は、怒鳴り散らす指導方法を受け入れられる方は少ないと言われているので、指導方法を変える必要があります。

離職率が高い原因のすべてがクソ上司によるものではありませんが、常に退職と募集を繰り返しているクリニックの院長先生は、一度クリニックを部下の目で見てみてはいかがでしょうか。

クリニック専門医療コンサルタント。
都内クリニックの事務長を11年経験し独立。
現在は関東圏のクリニックへ人材教育と採用活動を通したコンサルティングを行っている。医療事務・看護師の面接回数は合計800回を超える。

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