病院の医療事務からクリニックへ転職する志望動機

病院で医療事務の経験があるかたらから志望動機の添削のご依頼をいただきました。

これだけのご経歴があれば通常採用しないクリニックはあまりないと思いますが、給与面での交渉もあると思いますので、今後のことも含めてアドバイスできればと考えています。

Contents

応募する方の詳細

※個人を特定できる情報は掲載していません。

<基本情報>ユミコさん(仮名)女性 年齢非公表
病院で医療事務の経験があり、都内のクリニックへ正社員での就職を希望している。

<医療事務の資格>あり

<志望動機の用途>とらばーゆからの応募の志望動機欄

いただいた志望動機

トータルで8年間、病院の医療事務として勤務してまいりました。患者様が来院してから帰られるまでの一通りの業務を経験してきました。

①受付リーダーや医事課接遇委員、クレーム対応の他、人事考課発足にあたり、医事課プロジェクトメンバーなどに選ばれ、実践してまいりました。

②これまでの勤務において大切にしてきたことは、初心を忘れずに病院に来院される患者様の立場に立ち、心からの笑顔と温かい思いやりの気持ちを持って対応することでした。

③入社後半年で、病院内で数年に一度開催の全職員対象の※※(院内スタッフへの功労賞。固有名詞の為伏字)に選んでもいただき、とても励みになりました。より一層、毎日笑顔で仕事をするように努力してまいりました。

また、仕事に関しては、いかに早く正確にこなすかを考え、集中し取り組み、正確なのは当然の事として、それ以外に何の為に行うのか常に問題意識を持って考え行動してきました。

添削結果

「トータルで8年の医療事務経験がある」という点でとてもインパクトがあります。どこが自分のセールスポイントなのかをしっかり把握していらっしゃる方と推測します。

レセプトの経験について

8年という経験を売りにする場合、「レセプトの経験」は避けては通れません。

この志望動機にはレセプトについての記載がないので、おそらくレセプト経験がない方なのだと推測できますが、経験がないのであれば、どこかに「レセプトの経験はありませんが」という記載があってもいいでしょう。

もっと話を整理しましょう

志望動機は採用担当に読んでもらえなければ意味がありません。読んでもらう為にもっと整理して読みやすくする必要があります。

特に上記の志望動機内で太字にした部分は話題が動きすぎです。

①は仕事の成果で、②は仕事の姿勢、③は成果と仕事の姿勢が一緒に入っていますので、この部分は整理が必要です。

下記の通りである必要はありませんが、「仕事の姿勢を貫いた結果このようは評価をもらった」とするとわかりやすいと思います。

初心を忘れることなく、心からの笑顔と温かい思いやりの気持ちを持って対応することを心がけて仕事を行った結果、○年目には受付リーダーを、○年目から医事課接遇委員としてクレーム対応を任せていただきました。

また、人事考課を行う医事課プロジェクトメンバーにも選ばれ、入社後半年で功労賞(賞の名前は入れても良いと思います。)を受賞するに至りました。

面接で何を質問するか

ユミコさんが上記の志望動機をご提出されるとしたら、私が面接する際は下記のように質問します。

・何故前職の病院からクリニックへ転職しようと考えたのですか?

・「常に問題意識を持って考えて行動していた」とありますが、例えばどのようなことを意識していたのですか?

・医療事務のキャリアとして長い部類に入ると思いますが、今後はどのような医療事務を目指されるのですか?

最後に

ユミコさんの場合、レセプト経験がなくても医療事務経験がこれだけあれば、クリニックへの転職ができないということはないでしょう。

8年の経験で身につけた接遇面で貢献していきたいということはアピールとして強いですが、レセプトの経験がないことで給与面での優遇が受けにくいかもしれません。

少しでも待遇を良くするために「教えてください」の姿勢ではなく、独学でも良いので基礎を身につけ、戦力になる計画を面接で話すと良いでしょう。

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