履歴書や職務経歴書を作る時に注意すべき4つのポイント

医療事務の面接を行っていると、履歴書や職務経歴書などの使用する書類に、残念な内容を記載しているケースがあります。

私が面接をしてきた方の中で実際にあったケースを参考にお話していきます。

医療事務の履歴書で使ってはいけない4つのNGワード』と合わせてご参照ください。

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1、無難ではない前職の退職理由

医療事務の面接で「前職の退職理由」を聞かれた時の対策』に詳細を書きましたが、本当の退職理由を記載することが必ずしも良い結果を生まないこともあります。

もちろん嘘をつくのははよくありませんが、「退職理由が1つだけ」ということは通常ありえませんので、何個もある中から1番無難なものを選ぶのが良いでしょう。

<参考>

職務経歴をストーリーにすることで生まれるメリット
前職の退職理由を聞かれるというのはもはや定番ですが、最近はクリニックでも 職歴をはじめから聞いていくところが増えています。 前職の退...

前の職場とは関わりたくない

以前の職場とのトラブルなど、様々なご事情から、「以前の職場とは関わりたくない」と考えている方もいらっしゃると思います。

しかし、事実であっても、「前職の退職時に給与未払いがあり揉めている」などと、マイナス面をわざわざ記載する必要はありません。

あなたがどんなに良い人でも、上記のケースであれば、「コミュニケーション力が足りない」という色眼鏡で見られてしまいますし、

「トラブルを起こす人材は要らない」と早々に結論付けられてしまうことすら考えられます。

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2、面接官が話題にしにくいこと

面接は、履歴書と職務経歴書を元に行われるので、記載したことは何を聞かれても答えられるように対策しますが、

面接官の話題になりにくい内容は、できるだけ避けた方が無難です。

幼い頃家庭内暴力で・・・

「幼い頃の辛い経験を乗り越えたという経験を生かして・・・」などのように使われているのを何回か見たことがあります。

本人からすれば「辛い体験を乗り越えるだけの根性がある」というような、プラスの意味で使用しているのだと思いますが、

面接担当官にいらない気を使わせてしまったり、色眼鏡で見られてしまうというリスクが考えられます。

面接官に気を使わせるということは「公平な判断ができない」ということですので通常より低く評価されがちです。

たとえ面接官が話題にしにくいことでも、「絶対に記載しなければならない項目」もあるかもしれませんが、少なくともこの例では、良い印象を生むことはないでしょう。

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3、一般的ではない趣味・特技

趣味が「一般的」の範囲であれば、何を趣味や特技に記載しても問題はありません。何か実績を出しているものがあればなおプラス評価です。

<参照>

出し直し可能?趣味は何個まで?履歴書の素朴な疑問
6月はボーナスの時期ですので、ボーナスを支給された後に退職しようとする方が増える傾向にあります。 応募が多い時期は、書類選考を行うクリ...

趣味:コスプレ

だからといって、何を書いてもいいというわけではありません。

以前私が入ってから面接をした方に「趣味:コスプレ」と書いてきた方がいらっしゃいました。

私の場合はなじみがない世界ですので、面接で内容を伺うことはありませんでしたが、面接官の年代によっては悪い印象を与える可能性もあります。

「近年はテレビなどでも放送されているので一般化しつつある」というご意見もあるかもしれませんが、

一般的なイメージが悪い、もしくはマニアックな世界な場合は、記載しないほうが無難でしょう。

就職後、履歴書に記載されていない趣味が発覚したとしても、もめごとにはなりません。

読書・映画鑑賞は?

困ったときの趣味に良く使われるのが「読書」と「映画鑑賞」です。

悪くはありませんが、一般的過ぎる趣味ですので、アピールには欠けます。

この場合は、誰の作品が好きだとか、こういうジャンルの物を観るなど、自分独自の視点を加えると、「思慮深い」という印象を与えることができるかもしれません。

お金のかかる趣味

継続に高額な費用がかかる趣味も、記載には気を付けた方が良いです。

「高額」の基準は人によりますが、私は「ゴルフより費用がかかる印象がある趣味は書かない方が無難」と指導しています。

「趣味にかけるお金が足りないから辞めます。といわれたりしないか」

「趣味に熱中しすぎてきちんと働いてくれるかわからない」

院長先生にこのような余計な心配を与えないための措置です。

考えすぎでは?とのご指摘もありますが、実際にご相談いただいたケースを元にお話ししています。

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4、今後の展望について

将来の展望があることは良いことですが、医療事務の面接を受けにいらっしゃっているわけですから、記入するのはあくまで「医療事務の将来の展望」にしましょう。

<参照>

どんな医療事務になりたい?将来のキャリアに関する質問の答え方
医療事務は長く働くことができる職業ということもあり、面接で将来の展望に関する質問を受けることがあります。長く働きたいとお考えの方は、理想とする将来の働き方のイメージがあると説得力が増しますので、模範解答を出しながらご説明します

「2年後にワーキングホリデー制度を利用して、オーストラリアに行こうと考えています。」

・・・。

将来のプランとしては魅力的かもしれませんが、医療事務の面接に用いるには不用意というほかありません。

どこまで本気でそれを考えているかはわかりませんが、「2年後には辞めてしまう」と解釈されるからです。

医療事務としての経験が長かったり、同じ診療科のクリニックで勤務経験がある方の場合は2年でも戦力になるかもしれませんが、

医療事務未経験の方にとっての「2年」は1人前になる為の期間に相当します。

採用にかかる時間と費用を考えると、すぐに退職することがわかっている、未経験のスタッフに内定を出すクリニックはまずないでしょう。

クリニック専門医療コンサルタント。
都内クリニックの事務長を11年経験し独立。
現在は関東圏のクリニックへ人材教育と採用活動を通したコンサルティングを行っている。医療事務・看護師の面接回数は合計800回を超える。

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