クリニックでもいじめってあるの?私が見てきた実例と対処法

医療事務は女性が多いので、ささいなことから職場のトラブルにつながりかねません。

職場でのいじめは、医療事務同士でも、看護師との間でも起こる可能性があります。

どのような対処法があるのでしょうか。

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医療事務のいじめ

医療事務に限りませんが、女性が多い職場では、スタッフ同士のトラブルは何かと多い印象があります。

あくまで私見ですが、当たらずとも遠からずだとは思います。

医療事務は必ず女性というわけではありませんが、特にクリニックでは、男性の医療事務はまだまだ少ないので、医療事務、看護師ともに大部分を女性が占めます。

患者様とドクターの板挟み

直接いじめられているわけではないケースもありますが、医療事務は患者様とスタッフや院長先生の板挟みになりやすく、ここがストレス源になることもあります。

例えば、患者様の会計をしているときに、「薬をお願いしたんですが・・・」と言われ、カルテを確認すると記載がない。

ドクターからは、「薬は必要ない旨説明した」と言われ、患者様にその旨を説明すると「そんなこと言われない」

なんて言われることもあります。

看護師さんからのいじめ

院長先生からの指示をそのまま看護師さんに伝言したら、「そんなのできるわけがない!」と怒られた。

いつも通りに仕事をしていたら、急に「やり方がおかしい!」と怒られた。

など、看護師と医療事務は仲があまり良くないケースが目立ちます。

医療事務目線ですので、看護師にも言い分があると思いますが、看護師が医療事務に強い態度で接するのはよく見かけます。

<参考>

偉そうな医療事務は看護師から嫌われる
看護師と医療事務の連携はクリニックの運営を正常に行う上で非常に重要ですが、この2つの職種に隔たりがあるクリニックもあります。私が看護師にアンケートを行った結果、医療事務を嫌う1番の要素は「偉そう」でダントツしたので、本日は看護師に嫌われる医療事務の要素をお伝えしたいと思います。

看護師はプライドが高い方が多く、現場でドクターに怒られながら仕事を行うケースも少なくないので、事務に矛先が向くこともあるのかもしれません。

看護師は国家資格が必要な職業ですので、敬意をもって接するのが良いでしょう。

<参考>

できる医療事務は使っている4つのクッション言葉
医療事務は患者様以外にも、院長先生、看護師、技師などの医療従事者と話をしなければなりません。 クリニックは家族のような社風のところも多...

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実録!いじめの現場

私のクライアントの多くはクリニックのためか、院内でのいじめに対して、院長先生から多くのご相談をいただきます。

女性の院長先生であれば、女性の社会のことをよくお分かりであると推測できますが、男性から女性同士のことを詳しく理解するにはかなりの時間がかかります。

ここでは、実際にあった院内でのいじめの例をあげていきます。

管理者の方は自分のクリニックでこのような状況が起こっていないか、定期的にチェックしてみてはいかがでしょうか。

先輩同士が仲良すぎて仲間に入れない

スタッフ同士が仲が良いことは、とても良いことですが、仲が良すぎるのも問題です。

仲が良すぎると、友人同士のなあなあ感が出てしまい、メリハリをつけることが難しくなってしまうのが主な理由ですが、

新人がこの輪の中に入れないと、「新人なのに教えてもらえない」状況になり、いじめに発展する恐れがあります。

打開策は下記の記事をご参照ください。

<参考>

医療事務に未経験で採用されたのに教えてもらえない時の対策
未経験で医療事務に採用された!これからがんばるぞ! ・・・と意気ごんだのものの、未経験で入社したのに教えてもらえないからわからない・・...

曲者の教育担当によるいじめ

本来、教育担当は、新人を早期に戦力化することが仕事ですが、教育担当によっては、厳しすぎる教育を行うこともあり、これがいじめにつながるケースがあります。

「新人にわからないことがある」のは当たり前ですが、その前提を理解してもらえなかったり、

たまたま忙しい時に質問をしてしまったことで、あたりが厳しくなった例もあります。

研修中は、研修なのかいじめなのかを判断するのが難しい傾向にありますが、教わる側の態度に問題がなければ、いじめの可能性が高くなります。

新人の教わり方に関しては下記の記事をご参照ください。

新人医療事務が育つ環境を作る!指導方法と教わり方
私は現在は現場に入ってスタッフさんへ指示を行うことはありませんが、事務長時代は新人医療事務が入職するとよく仕事を教えていました。 院長...

ただし、教育を担当する側に負担がかかっていることは事実です。「いじめだ!」と判断する前に、教育担当の苦労も理解しましょう。

新人研修は大変!教育係を担当する医療事務の負担と悩みの解決方法
医療事務として経験を積むと、クリニックでは新人教育を任されることが多くなります。 特にスタッフの入れ替わりが多いクリニックでは、新人教...

いびられ続けいじめかどうかも判断できない

外から見ていると、いじめかどうかの確証が得られないケースが多いものの、特に印象に残っている教育担当によるいじめがあります。

あるクライアントで医療事務のリーダー職をされていた方で、細かい部分まで目が行き届き、仕事の進め方は適切でしたが、

仕事の手順が自分の中で完全に決まっており、それを他のスタッフにも踏襲させようとしていました。

「何してるの!そこはそうじゃない!」

「これこの間も言ったよ!何度言わせるの!」

後輩スタッフが少しでも手順を逸脱すると罵声を浴びせており、他のスタッフはこの方の顔色をうかがって仕事をしていましたが、

そのうち「だからあなたは仕事ができない」といったセリフを多用するようになり、下についたスタッフがメンタルバランスを崩し、離職率が非常に高くなってしまいました。

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いじめを未然に防ぐには

女性の社会で仕事をする以上、いじめの対象にならないようなケアをし、ことを未然に防ぐのは良い方法だと思います。

そのために次の3つのことをやってみてはいかがでしょうか。

①幸せな話はそこそこに

女性の嫉妬がいじめを生むケースは多いので、嬉しかったことや幸せな話は、職場の方とする場合は十分注意しましょう。

恋愛や結婚の話は、職場で働いている他のスタッフの状況を加味する必要がありますし、同じ職場で働いているので、仲の良いスタッフだけに話したはずの情報が、他のスタッフにも回っている可能性があります。

②言葉遣いに気を遣う

職場でいじめを行う方は、自分が1番でありたかったり、自分より下の人を作ることを重要だと考えていたりします。

必要以上にへりくだる必要はありませんが、尊敬(しているフリでも良いので)の念をもって、言葉遣いに気を遣いましょう。

ものごとを柔らかくつたえる「クッション言葉」を使用すると、関係が上手くいく場合もありますので、下記の記事をご参照ください。

できる医療事務は使っている4つのクッション言葉
医療事務は患者様以外にも、院長先生、看護師、技師などの医療従事者と話をしなければなりません。 クリニックは家族のような社風のところも多...

③ミスをしたら謝罪し、次は同じミスをしないようにする

トラブルを起こししてしまったら、真剣に謝罪し、次は同じミスをしないよう、ミスが発生した原因を認識するようにしましょう。

1回や2回であれば、少々キツイ説教が待っていたとしても、その場さえ我慢すればそこで納まりますが、同じミスを繰り返せば、「仕事ができない」烙印を押されてしまいます。

謝罪時は態度も大切

謝罪時は特に態度に気を付けてください。

謝罪がワンパターンだったり、ブツブツ文句を言っていたり、もじもじしていていると、特に怒っている方の気にさわりやすいので、

はっきりと謝罪し、相手の怒りがおさまってきたところで、相談やこちらの言い分を聞いてもらうようにしましょう。

クリニック専門医療コンサルタント。
都内クリニックの事務長を11年経験し独立。
現在は関東圏のクリニックへ人材教育と採用活動を通したコンサルティングを行っている。医療事務・看護師の面接回数は合計800回を超える。

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