この疑問に同調していただける方が何人いるかはわかりませんが、じつはこれには正解があります。
正解は1本、ないし2本です。
胸ポケットにペンがたくさん刺さっている方いらっしゃいませんか?
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医療事務はペンを使用する機会が多い
電子カルテが普及したといっても、問診票のチェック、患者様への説明時等、医療事務がペンを使用する機会は非常に多いので、持ち歩くペンも多くなりがちです。
これは院内での接遇や服装のところでもいえることなのですが、清潔感を保つためには、必要以上にペンを持ち歩かないことというのも含まれます。
参照: 丁寧すぎてもダメ!医療事務の接遇や言葉遣いは難易度が高い
クリニックのペンは製薬業者からのいただきもの
医療事務の方が使用しているペンの多くは製薬会社からいただいたものでしょう。
製薬会社のMRからドクターがいただいたものを、通常はスタッフで共有しており、医療事務をはじめ、クリニックのスタッフは皆さん利用していらっしゃるでしょう。
スタッフ全員が1本ずつ持っても余るほどの数を、製薬会社ごとにいただくことになりますので、クリニック内にはボールペンが多く存在しており、
だんだんと持ち歩くペンの本数が増え、胸ポケットに何本もペンが刺さっている状態になりやすくなります。
本数が多いとたとえ何本持ち歩ているか正確にわかっていたとしても、整頓されているイメージが薄れてしまいますので注意しましょう。
どんなペンが多いか
多くがゼブラ社やUNIなどのメーカーのものへ、名前入れサービスを使用しているため、医療関係の会社から頂くボールペンは、普通の文房具店でも購入することができます。
黒一色のものもありますが、赤、青、黒の三色タイプが多く、これがちょっとした時にとても重宝します。(私もクリニック時代は非常にお世話にになりました)
余談ですが、このような状況から、クリニックの院長先生は「ペンは自分で購入するものではなく製薬会社からもらうもの」とお考えの先生も多いようです。
クリニックのペンを院外で使用するのはNG
理由は2つあります。
まず、製薬会社の方からいただいたものとはいえ、ボールペンの所有権はクリニックにあります。1つ2つ持って帰ったからどうということはないのですが、以前派手に私物化したスタッフが院長先生に怒られていたのを見たことがあるので、該当する方は気を付けてください。
2つ目はそのようなペンを院外でも使用するのはあまりかっこいいものではないということです。
たまに、製薬会社からいただいたペンを使用しているドクターやスタッフを見かけますが、安っぽく映ってしまい、あまり見た目の良いものではないと思います。
院外ではきちんとしたものを使用しましょう。
参照:持ち歩くペンにこだわりを