医療事務未経験者が面接で使える志望動機の例文と考え方

医療事務未経験の方が求人へ応募する際、1番大変なのはおそらく志望動機を考えることでしょう。

志望動機は書類選考でも面接でも必須項目ですので、未経験で医療事務への転職をお考えの方は特に準備が必要な項目です。

こちらの記事では「オリジナルの志望動機の考え方」をテーマにしています。

志望動機の例文をご覧になりたい方は『未経験で医療事務へ転職!志望動機の例文』もしくは志望動機の添削一覧をご参照ください。

現在無料で志望動機の添削を行っています。「志望動機を作ってはみたもののイマイチしっくり来ない」「これで良いかみて欲しい」という方はこちらよりご連絡ください。

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クリニックが求めるのはオリジナルの志望動機

医療事務の志望動機の例文はインターネットで検索すればいくつも見つかりますが、クリニックが求めているのはオリジナルの志望動機です。

検索で見つかった例文をコピーしたり、不用意にリライトすると、可もなく不可もなくといったものが出来上がってしまい大きな注目を集めることはできません。

医療事務は比較的人気の職業ですので、未経験の方の採用枠はその中でもさらに少なくなるのですから、志望動機はご自身に合ったものを考える必要があります。

本気であることをアピールするためにもオリジナルの志望動機を用意しましょう。

私は前職にてクリニックの人事を11年程行っており、現在も数箇所のクリニックで採用に携わっております。採用側からの意見の1つとして是非参考にしてみてください。

志望動機の例文について

これから医療事務になりたいとお考えの方は「志望動機の例文」を求めている方が多いでしょう。

「オリジナルの志望動機を考えことが最良の選択であることはわかっていても、それを考えられないからこのサイトを参照したい」

という方も多いと思いますので、志望動機に何を書いたら良いかわからないという方の為に、いくつか志望動機を作成するヒントを書いておきたいと思います。

(2016.2.12 追記)
オリジナルの志望動機の方が圧倒的に良い結果を出すのは間違いありませんが、例文がないと考えにくい!という未経験者の方の為に志望動機の例文を作成しました。

未経験で医療事務へ転職する時に使用する志望動機の例文
医療事務の転職活動には志望動機が不可欠です。志望動機の考え方は以前お話しておりますが、例文が欲しいというご要望を頂く機会が多いのでいくつか掲...
整骨院や鍼灸院の受付経験者が医療事務に採用される為の志望動機
医療事務の採用試験を受けるとき、整骨院や鍼灸院の受付経験があるのなら、これを志望動機に組み込むというのはいかがでしょうか。 クリニック...

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ポイント1:医療事務を目指す理由

そもそもどうして医療事務を目指すことになったのでしょうか。

未経験者であれば必ず志望動機に入れておきたい項目です。

他になるものがなかったから。
将来安定しそうだから。
長く働ける職種だと聞いたから。
家から近いから・・・

私は2017年1月現在で、延べ800件以上の面接を行っていますが、特に未経験で医療事務を志望される方の場合、本来の志望動機はこのようなものだと思います。(このブログをお読みになっている方にも当てはまる方いらっしゃるかもしれません。)

これらの理由はたとえ真実であっても使用を避けてください。

当然ながら志望動機は「正直に話せばよい」というものではなく、印象が悪くなる要素は極力使用を避けるべきです。

どうしてもこれらの要素を入れたい場合は、2番目、3番目の理由にしましょう。

(2016.9.1 追記)
どのような理由が妥当かは別記事にて記載しています。『何故医療事務を目指したのか?履歴書に書ける志望理由の例』をご参照ください。

何故医療事務を目指したのか?履歴書に書ける志望理由の例
「医療事務 目指した理由」という検索をされる方が多くなりましたので、医療事務を目指す理由の中でどういった理由が面接官にウケがいいのか一緒に考...

「医療事務は長く働けるから」ではダメ?

「長く働けるから」という理由自体に問題はありません。

しかし、それは応募者から見たメリットですので、目指す理由がこれだけでは魅力に欠けます。

また、それがよく調べもせずに「そういう話を聞いたから」程度では話になりません。

「長く働ける」という要素はどこからくるのか、そもそも本当なのか、実際はどうなのかということを検証しておかなければ、薄っぺらな理由になってしまい説得力に欠けます。

「働ける年数が長い」というのは医療事務の全体の特徴ではありますが、実はケースバイケースです。詳しくは下記の記事をご参照ください。

医療事務は年齢よりキャリア!長く働きたい人へのアドバイス
医療事務の資格取得を考える方にとって、「医療事務は年齢を重ねても勤務できる職業だ」という要素は非常に魅力的だと思います。私が考えるに、これは...

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ポイント2:未経験でも医療事務の仕事内容を調べよう

未経験の方と面接をしていると、そもそも「どんな仕事をするのか」を調べていない方が非常に多いのが目に付きます。

少々厳しい言い方になってしまいますが、

志望動機に何を書こうか迷っている方の大半は、医療事務の仕事の内容はよくわからないままに志望動機を書いて面接を乗り切ろうとしているのではないでしょうか。

もし「未経験だから仕方がないでしょ!」というスタンスで面接に臨むのであれば、その時点でおそらく脱落です。

最低限「一般的には」どんな仕事を行っているのかということは把握しておくべきです。

医療事務の仕事内容はこれ!クリニックの医療事務の仕事は幅広い
「医療事務」は医療専門の事務仕事です。 「事務」と名前が付きますが、受付や付き添いなど接遇の要素が強いので、一般事務職の方よりさらにコ...

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ポイント3:「医療事務を目指したきっかけ」をメインにしない

よく「クリニック(病院)に患者として行ったときに優しくされた経験をきっかけに医療業界に魅力を感じ・・・」というお話が志望動機のメインになってしまっている方をお見かけします。

志望動機として不適切ではありませんが、医療事務を志望した理由がこれだけではまず合格にはなりません。

また、残念ながらほとんどのお話は脚色されており、辻褄が合わない方も多数いらっしゃいます。

幼少の頃に祖母が近くの診療所へ通院しており、私も良く連れて行ってもらっていたのですが、その時に対応してくださった医療事務の方がとても親切にしてくださり、医療事務のお仕事をとても魅力に感じたのをきっかけに志望しました。

わりと良く見かける志望動機の構成です。

しかし、これでは今までは医療業界とは全く違う業界にいらっしゃったことに説得力のある理由がない限り、医療業界を未経験であることの辻褄が合いません。

志望動機を多少脚色するのは悪いことではありませんが、辻褄は必ず合わせるようにしてください。

「医療事務の仕事に魅力を感じた」とおっしゃっているのに、医療事務の仕事を受付だけだと勘違いしている方も結構お見かけします。

医療事務に魅力を感じたきっかけを使用するなら

もしこのよくあるきっかけをストーリーの最初に持ってきたいのならば、その魅力に感じた医療事務さんに話を聞いてみるくらいのガッツを見せましょう。

医療事務に魅力を感じたが、その考えは漠然としていたので、医療事務の方に詳しく仕事の話を聞きたいと考えた。しかし私の周りには医療事務の方がいないので、友人をあたって紹介してもらった。

医療事務になる為のアドバイスに合わせて、医療事務になってからのアドバイスもいただいた。 医療事務のこういう所が魅力なんだと熱く語られ、漠然としていたものがクリアになり、志すに至った・・・

今考えたフィクションですが(笑)このくらいの方がインパクトがありますし、自分で調べる能力があるのだと伝えることができます。

※嘘はいけませんがこれくらいの情熱はあってもおかしくはないと思います。

ポイント4:クリニックに患者として行き感じたことを入れる

さらに踏み込んで「一般的以上」にどんな仕事をしているのか知りたければ、現場に行ってみるのも効果的です。

他院に行くのでもよいのですが、どうせ様子を見に行くなら、志望しているクリニックへ行ってしまいましょう。

実際に患者様の立場で医療事務の方を見ていると、○○という印象を受けました。
こちらのクリニックの医療事務で○○という患者様に△△という対応をしているところが特に印象的で、自分もそのようになりたいと考えました。

患者様の視点からでは限界はあるかもしれませんが、自分がここで働くことになるのだという視点から現場を見て感じたことを志望動機に添えるというのはいかがでしょうか。

スタッフがどのような表情で働いているのか、イキイキと働いているのか、それとも疲れている、暗い雰囲気なのかといことがわかれば、最終的に志望するかどうかの判断材料にもなりますし、志望するクリニック以外にも足を運んでみれば、事務の役割や仕事の内容が異なるということ肌で感じることができます。

ポイント5:クリニックの特徴から考える

ポイント4までは医療事務の志望動機ですが、この5つ目のポイントは「このクリニックを志望した理由」というところに役立ちます。

医療事務になる理由はなんとか考えたけれどこのクリニックを選んだ理由は・・・

実際のところは「求人があったから」「未経験者でも可の表記があったから」だったとしても、さすがにこれをそのまま言うわけにはいきませんね。

「何故このクリニックを志望したのか?」という質問は面接でも良く聞かれる質問ですので、ここで一緒に考えてしまいましょう。

考えるポイントは「クリニックの特徴をつかんだ理由にすること」です。

特徴=こだわり

クリニックの面接を受けられる場合は、最終的に院長先生と面接をする場合が意外と多いのですが、こういう時は面接を受けるクリニックを志望した理由が明確であったほうが何かと有利です。

なぜなら、院長先生はドクターであると同時に経営者でもあるからです。

当然日々様々な点を工夫をされていらっしゃるので、そのような「クリニックのこだわり」を上手に志望動機へ織り交ぜると効果的です。

例えば私が担当している皮膚科のクリニック様で、「患者様へのお知らせは絶対壁に貼らない」ということにこだわっている院長先生がいらっしゃいます。

壁に直接チラシを貼り付けていると、ひどい時には壁がチラシだらけになってしまい、明らかに美観を損なっているクリニック様もたまにお見かけしますが、これでは患者さんの印象も良くはないでしょう。

このクリニック様ではPRを行っていないわけではなく、お知らせの内容を幾つかのカテゴリーに分け、それぞれに掲示する場所を決めています。

掲示する場所には市販のコルクボードに手を加えたものを使用し、患者様目線で見やすく役に立つ掲示板を作っています。

このような「工夫している部分」や「こだわっている部分」を志望動機の中に入れられると大きくプラスになることがあります。

どこにこだわっているかわからない時は、クリニックの率直な印象を語るだけで違いが出てくると思います。

ポイント1~ポイント5を踏まえて志望動機を作成したら、何回も読み直して推こうしましょう。良い志望動機となるようにチェックポイントを用意しましたのでご参照ください。

参照:医療事務の志望動機ができたらチェックしたい6つのポイント

最後に:医療事務未経験者は面接までの道のりが長い

医療事務未経験者の方は、そもそも医療事務の内定をもらう以前に面接へこぎつけるまでに苦労するはずです。

確かに医療事務の求人には「未経験可」とされているものもありますが、未経験の方を面接していただけるクリニックの方が少数です。

就職活動を行うにあたり「医療事務未経験で資格も持っていない」という状態では、資格をお持ちの方と比べて不利ではありますが、資格の有無だけで合否が出ることはありません。

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就職活動される際は、「未経験者可」と記載されている求人だけではなく、できるだけ多くのクリニック、病院へエントリーされることをお勧めします。

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魅力的な志望動機を作成し、医療事務としてこれから活躍されることをお祈りしています。

まとめ

・志望動機を考える前にまず医療事務の仕事内容について最低限の知識をつけましょう。

・志望動機は「まわりでそう言ってるひとがいる」などのあいまいな情報ではなく、きちんと調べ検証した上で考えましょう。

・本気で志望しているなら現場に行って確かめるくらいのガッツが欲しい(ただし迷惑にならないように注意)

・面接先がクリニックであれば、仕事の内容とは別に、「このクリニック」を志望した理由は必須です。

・未経験というだけで敬遠されることもありますが、めげずにたくさんのエントリーしましょう。

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Yasu

クリニック専門医療コンサルタント。 都内クリニックの事務長を11年経験し独立。 現在は関東圏のクリニックへ人材教育と採用活動を通したコンサルティングを行っている。医療事務・看護師の面接回数は合計800回を超える。
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